こんにちは!

未来を魅せる税理士 神佐真由美(かんざまゆみ)です!

 

 仕事柄、金融機関の方とは、よく情報交換をしています。

 お互いお客様によくなってもらいたい、健全に成長発展していただきたい思いは一緒ですから。

 

 

 先日ある地方銀行の融資担当の方から、こんな話が。

 

 これからは企業の数値だけでなく、

 経営や事業そのものの評価をして融資をせよという動きになっているが、

 ※「事業性評価」といいます。

 

 これからの事業戦略等の評価をする前に

 企業財務が正確に映し出されているかが焦点になる。

 

 実力・経営手腕・事業の強みがあるのに、

 財務面での不正確さ・弱さが散見されて土台に乗らないケースが多々ある。

 

 とのこと。

 

 

 数値に偏らない評価をして、できる応援はしていきたいが、

 

 まずは企業の実態をつかむために、決算数値の把握はしないといけない。

 

 しかし、

 

 その決算書自体の正確性が疑わしかったり、

 実力があるのに、過度な節税をして、基盤を弱くしていたり、

 ホントの姿が見えにくい。 

 

 よくわからないから、

 事業の拡大や展開の際に「これでいける!」という応援の仕方が決まらない。

 

 一番身近な税理士さん、しっかり導いてあげてください!

 私たちもしっかり応援したいので。

 

 というメッセージでした。

 

 

 この事態の責任の半分以上は、

 決算書作成に携わっている税理士にあるなと思いました。

 

 また、この解決も、税理士の働きの如何にかかっていると思いました。

 

 

 私たち税理士にできることは、

 

 会計について、

「書ける」「読める」「使える」「見通せる」「語れる」。

 経営者がこれらをできるように、支援すること。

 

 きっちり巡回監査をして、会社の決算は正確ですよという

 太鼓判を押し、保証すること。

 

 経営者と金融機関とのコミュニケーションの「かけはし」となって、

 良好な関係づくりを後押しすること。

 

 

 こんな役割がこれからは益々重要になってくるのではないかなと思います。

 しくみやツールはそろいつつあり。

 このことはまた後日。

 

 

 税理士に求めることはそれぞれかと思いますが、

 

 経営者の方には、

 これからの税理士の活用法を知って頂きたいなと思います。

 そして、もっと活用頂けたらと思います。

 

 

 今日もお読みいただき、ありがとうございます!