こんにちは!

未来を魅せる税理士 かんざまゆみ です。

 

 

お仕事がら、なお話。

フェイシャルエステの領収書。

◯◯費だと思いますか?

 

うちの商品使ってもらってるエステサロンさんが、新店舗をオープンされたので、お祝いとして行ってきたんです。

→ 接待交際費

 

福利厚生として、一律社員みんなに機会を与えて、契約したサロンに限度額を定めて行ってもらってます。うちの会社、ママさんが多いからさ、なかなか社員旅行もできないしねー。

→ 福利厚生費

 

うちの社員にも他店でエステ受けて、お客さんになる体験をしてこいっていうてるんですわ。ちゃんとレポート書いてもらってます。

→ 研修費

 

近い将来エステサロン業界への参入を考えてるの。だから、研究してるのよ。ちゃんと、研究記録はつけてるわよ。

→ 研究費(など)

 

 

というように、同じ領収書ひとつとっても、

「なんのために?」によって、勘定科目は様々。

会計事務所が内容だけで決められるものではなく。

 

勘定科目は意思表示。

意思決定の結果が数字になり、さらなる意思決定を左右する。

その積み重ねが、決算書になる。

 

だから勘定科目に何を使うかってとっても大事。

どんな勘定科目を使い、何を集計するかで、

見えるもの、見えないものがある。

経営者が見たいもの、見るべきものが見られる勘定科目設計にこだわりたい。

 

で、冒頭のフェイシャルエステの領収書。

 

お局さんである事業部長から提出されたらしい。

 

経理担当の方

「これ、修繕費、ですかね〜?」

 

・・・

特定の方のみのための支出なら、「給与」ですね!