水曜の主婦の一人ランチ。朝バタバタしていて、朝ごはんは出来ているものの食べる時間が取れず。で、朝昼兼用ランチとなってしまいました。



「光る君へ」の録画を見ながら食べる予定でしたが、朝見られなかった「ブギウギ」の録画を見ながらのランチ。


子どもが友だちと遊ばず悩むスズ子。私も同じことで悩んでいた時期があったのでランチどころではなくなるくらい、超真剣モードで見てしまいました。


小3になった息子、今ではぼちぼち友だちと遊ぶようになりましたが、幼稚園の頃は担任の先生から

「一人で過ごしていることが多い。皆と遊ぶように言っても輪の中に入っていかない。コミュ力を育んでおかないと将来が心配です」

と言われ、この世の終わりくらい悩んだものです。


スズ子と同じく、朝から晩までそのことで悩んでいて、スズ子と同じく色々な人に相談した。

信頼できるママ友の前で

「私に友だちが少ないから、息子がこうなったのかなあ。私でない人に育てられていれば社交的な子になっていたのかも」

とぼろぼろ涙をこぼしたこともあった。


ママ友はずっと話を聞いてくれて、

「社交的かどうかは、育て方の問題ではなく、生まれつきの性格もあると思うよ。あと知り合いで、子どもの頃はおとなしかったのに大人になって社交的になった人を知っている。反対に、子どもの頃は人気者だったのに思春期以降引きこもってしまった人もいる」

と言ってくれた。


そして、

「どうなるか分からないけれど大丈夫だよ。仮にずっとこのままだったとしても、コミュ力が必要ない仕事もあるし。息子君は研究者とか向いているかもよ。好きなことやって本人が幸せだったらそれでいいじゃない。友だちは数じゃない」

と励ましてくれたっけ。


あの頃は息子の将来が心配なのとすべては私のせいなのではないかという自責の念とで、いつも心は曇り空。


でも、永遠のように思えた悩みはいつしか解決していた。


「友だちを作りなさい」「友だちと遊びなさい」と言いたくなる気持ちをぐっこらえて、黙って見守ってきたのがよかったのかな。


親のために友だちを作ったり、世間体を気にして友だちを作ったりはしてほしくなかった。

息子の気持ちが「友だちと遊ぶと楽しい」と変化していくのを、ただただ待ち続け見守り続けた。


世間体のための友だち作りではなく、自分の心が動いてこその友だち作り。


そのスタイルをこれからも、親子ともども大切にしたいと思います。


思いがあふれてしまい、長文になりました。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

m(__)m