昨年(2023年)9月24日早朝のこと
母が転倒しました
この時点では私はまだ知りません
その日はデイサービスだったので独り暮らしの母はいつものように支度して迎えの車に乗り1日を過ごして来ました
帰宅した母はいつもより腰が痛そうだったので「もしかして転んだ?」と聞くと
「うん、でも大丈夫尻もちついただけだから」と
転んだことを私には隠したがります
怒られるからと
転んだことを怒るのではない
出来ると思って行動して結局は無理で転倒したりそれを私に隠したりすることを怒っているのに。
その日は大丈夫と言うので
デイサービスの荷物を片づけたり食事の準備をしたりして私は自宅に戻りました
翌日母を訪ねてみると
洗濯も干せたし大丈夫だと言うので
安心していたのですが
結局痛みは増して25日に病院へ
圧迫骨折だと言われ自宅療養とのことでしたが
独り暮らしなのでと主治医に相談して入院させてもらう事になりました
ある程度痛みが取れたらリハビリ病院に転院してしっかりリハビリと思っていましたが
当時89歳(2/13に90歳になりました)の母は一向に回復せず
数日後に圧迫骨折とは関係なく
低ナトリウム血症を発症し一時は意識障害も出てしまい寝たきり状態
オムツ生活となってしまいました。
それでも整形外科病棟では治療が終わりリハビリ病院に転院
シルバーカーを使い介助付きで歩けるようになったのは12月に入ってからでしょうか。
病院内で何度も転倒、足もふらふら
とにかくこの状態で家に戻っても24時間ついていなくてはならない
私は別居なのでそれは無理
リハビリ病院も1月26日には退院しなくてはならず1日も延ばせないという事だったので
ソーシャルワーカーさんと相談して急遽施設探し。
入院前は要介護1だった母が要介護4まで上がっていたので特養に申し込み資格はある
それでも特養は何百人待ち退院までには間に合わない
有料ホームに入るほどの余裕はないので
老健で特養の空き待ちをするなど色々な案はありましたが
結局お隣の県なら入れるかもしれないと言われて申し込みしました
運よくひとつの施設から連絡をもらい
無事に入所できました
母は日ごろ施設には入りたくないと言っていましたが
今回の入院で歩行が困難になり
諦めたのでしょう
入りたくないとか帰りたいと言いません
我慢して自分の今を受け入れようとしているんだと思います
そう思うと切なくなります。