お盆は何となく
生と死、過去と今、未来、
自分のルーツに思いを馳せる
期間のようでならない。
父の実家を近々
売却することになった。
今回はお家にお別れも兼ねて
墓参り。
近所に挨拶に行くも
過疎と高齢化が進む地域。
昔お世話になった人が亡くなっていたり
当時あった活気は、もうない。
家の仏壇にあった全ての位牌を
魂抜きしてもらい、
お坊さんに持っていってもらった。
その後の墓参りの道すがら
トンボの群れが
頭上を舞って、太陽の光に照らされて
キレイだったなぁ。
トンボは、ご先祖様をのせてきたり
“大きな変化の時”という意味合いが
あるらしい。
今まで、代々住んできた家に
全く別の人が住むって、
家系的にかなり大きな出来事だよなーと
思いを馳せる。
今後は、お墓参りだけになる。
父の実家にとっては(私にとっても)
大きな節目の年となった今年の夏。
思い出を胸にしまい、
自分の道を歩くのみ。
ありがとう。
さようなら。