テニスになぞえて、しばらく【強み】の話題を考えてきましたが、
大事なことは、

 

①あるレベルまでは、「強み」は「弱み」に見える

②使いすぎると、「強み」は「弱み」になる

 

ということですね。

 

世の中、強みを使え!使え!とうるさいですが、

(ホントは、そこまでも行ってないかもしれませんが)

「強みを上手に使う」といっても、一筋縄ではいかないな~~というのが、私の印象。

 

自分の強みを知ることが大事であるとともに、

 

①その強みを活かすには、どうしたらいいのか?

②他に何が必要か?

 

といった問いが大事なのかな~~と思いました。

 

テニスでいうと、

例えば、足が速いことが強みの人がいたとして、

その人は、振り回されることに強いとしても、

もし、バックハンドがチョー苦手なら、

その「足が速い」という強みを活かすことはできません。

なので、「足が速い」という強みを活かすために、

バックハンドの安定感が必要となってくるのです。

 

そして、もし、その人が、自分の「足が速い」という強みに頼りすぎて、

いつもフォアに回りこんで打とうとして、バックハンドを練習しないなら、

それは、「強みの使い過ぎ」ということになり、

マイナスの要因となってしまいます。

 

「強み」というと、いいことばかりに聞こえるけど、

本来は「個性」という言葉がぴったりで、

いいふうに使うと「強み」になり、

上手に使えないと「弱み」になるんでしょうね。

 

なので、一見「弱み」に見えるその「個性」を、

今までの学校教育などは、つぶしにかかる。

でも、それは、本当にもったいないやり方で、

条件がそろえば、それは「強み」になるわけです。

 

なので、「自分の『個性』を『強み』としてとらえてくれる人」との出会いは、とても大事になってきます!
 

このあたり、もう少し深めたいのですが、
ちょっとこのあたりで告知を。
 
3月30日の夜、
京都造形芸術大学副学長の本間正人さんと
「教育」についてのトークイベントを行います!

 
このあたりの話もきっと出ると思います!
 
イベントの詳細はこちらです!
  
次回から、教育シリーズを始める予定です。



*写真は、去年行ったミクロネシア諸島の中のチューク島の空港。
ブーゲンビリアがきれいでした!ハート