この間、私の関心の一つは、謎解き!みたいに宣言したら、

わー、やばい~、さっそく2つの謎が解けた!

 

1つは、『「死ぬぐらいなら会社辞めれば」ができない理由』
 

 

なんで、身近な人が、自分をすり減らしながら、サービス残業もして、有休もとらず、土日出勤しても代休も取らず、時には、徹夜もして働いているのが不思議でした。

 

その人は、最近、会社を辞めたんだけど、

その人いわく、「それしかないと思っていた。自分の居場所はここしかないし、この居場所がなくなれば、生きていけないと思っていた」とのこと。

 

そして、この本を読むと、どんどん正常な判断ができない状態に追い込まれていくみたいです。

なので、「まだ大丈夫。まだがんばれる」と思える時点で、判断することの大切さを説いています。

 

そして、この本の結論の一つは、

「世界は広いんです」

 

身近に、体や心をすり減らして働いている方がいれば、ぜひ!

 

そして、もう一つは、新しい言葉を知りました。

それは、カサンドラ症候群。

アスペルガーの配偶者を持つ方に出てくる身体的・精神的症状のこと。

 

カサンドラとは、ギリシャ神話に出てくる王女の名前。

カサンドラが太陽神アポロンにその予知能力を信じられないように呪いをかけられたように、アスペルガーの配偶者を持つ人は、その心の悩みを語っても、なかなか人に理解されないらしい。

 

アスペルガー(AS)の発症率は、男性が女性の4倍と高いので、

カサンドラ症候群は、妻がかかる場合が多いのだけど、

 

「夫との情緒的交流がうまくいかない妻は、

何が何だか理由はわからないけれど苦しい、

なのに周囲は苦しんでいることを理解してくれないという二重の苦しみの状態にある。

 

本人が問題の本質がわからないこと、

周囲が問題の存在さえ理解してくれないこと、

この二つの要素が現在のカサンドラを巡る問題の本質になっている」

(ウィキペディアより)

 

だそうです。

 

私は、これをモラルハラスメントと理解していたのだけど、

アスペルガーとカサンドラ、という理解が、

めちゃくちゃすっきりいくわ~。

 

ということで、これも、夫婦生活がなんか苦しい、寂しい、つらい、という人は、

もしかして、配偶者が、共感能力自体を欠如しているという障害があり(障害なので、本人が悪いわけでもない)、そのことで、自分に影響が出てきている、という客観的な視点が必要かもしれません。

 

しっかしすごいな、宣言って。

 

謎解きに関心がある、と宣言したら、さっそく2つの謎が解け、

地球に貢献する、と宣言したら、地球からタケノコをいただきました。(笑)

 

この謎解きが、誰かのお役に立ちますように。

 

なお、カサンドラ症候群のウィキペディアのページをコメント欄に貼りました。

ご興味のある方は、ぜひ!(^^)

 

では、本日も素敵な火曜日を~♪