徳川システム崩壊の真実
注目すべきは、「朱子学」
徳川家康が取り入れた、朱子学
中国製の儒学の用語です。
上下関係がはっきりしており、「商人」というのは四民の中では最下層に位置づけられているんです
簡単に言うと、士農工商の中で何かを”生産”していないのは商人だからです
商品を横流しして儲ける事が卑しいと思われていたんですね。
今とは全然違いますが
だから幕末、幕府が積極的に開国して外国との貿易が出来なかった。。。
なるほどぉ~
そしてその身分制度のせいで、どんなに優秀な人であっても、身分の低い人が上にはなれなくなった
秀吉のような人物が生まれなくなったんですね
国を動かす人たちの中にも、もちろん優秀な人材はいたとは思うけど、どんどん少なくなるのは納得がいく
家康は250年の泰平を作った人物ではあったけど、その最初のシステム作りで朱子学を取り入れた事が原因で、のちに幕府が崩壊する事になった
なるほどぉ~
おもしろい
原因は朱子学、、、そんな事考えた事もなかった
というような、、、
朱子学を取り入れたから、こうなった・・・が色々と書かれています
すごく興味深い内容でした
この本を読んでいると、政治の演説を聞いているかのような感覚になりましたw
好き嫌いあるかもだけど(笑)
私は勉強になる本でした
いっぱい「なるほど~」があったよ
動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 (角川文庫)