25日(金)、上野からスーパーひたちに乗って南相馬へ。
この日は、明日の本番を前に
ワークショップやパネルディスカッションに参加する
高校生たちと懇親会でした
地元の高校生の他、
千葉、茨城、宮城、岩手からの多くの高校生がやって来ました。


それぞれの地元にまつわるクイズ大会は
盛り上がりました。

そして、翌日の26日(土)。
午前中のワークショップは「環境」「地域づくり」「社会活動」の3つのテーマに
わかれて、取り組みました。
福島の相双地域は、生活する上で車はかかせないもの。
2年後に開通予定の常磐自動車道を町おこしに
活かせないか、また環境に配慮した車社会などを考えました。


2時間にわたるワークショップを見て回りましたが、
最初は遠慮がちだった高校生たちも
時間が経つにつれて、率直な意見が出てきました。
CO2を燃料にした車の開発をする、
高速道路で床発電ができるようにするなど、
いろいろなアイディアが出ましたが、
その場で高校生たちが疑問に思ったことは、
青年会議所やファシリテ―タ―の大人達がアドバイスするなど、
なかなか良いムードで進められました。


午後は、いよいよワークショップの発表!
3チーム総勢60名ほどの高校生が自分達のアイディアを
披露しました

私は、この後のパネルディスカッションのファシリテ―タ―。
「社会力を育む」をテーマに
高校生の代表17名、
そして大人の代表5名の総勢23名がステージに登場しました。
私にとっても、これだけの人数の意見をとりまとめていくのは
初めてことでした。
いったいどんなパネルディスカッションになるのか
ある意味チャレンジでした
できるだけ多くの高校生の意見が聞きたかったので、
会場にもマイクを何度か向けましたが
率直な意見がいろいろ聞けました、皆、ありがとう!

高校生からの意見には、市や県、省庁の担当者が
答えるというスタイルも有意義でした。
これかの町づくりを考えていく上では
若い世代を巻き込むことも大切なことだと実感しました。



このフォーラムは5回目の開催だそうですが、
これだけの人を集められたのは
NPOハッピーロードネット代表の西本由美子さんの
豊かな社会力あってこそでしょう。(写真中央)
浪江青年会議所の横山さん(写真右)、戸川さん(写真左)とは
夏の大熊町で開催されたシンポジウムでお世話になりましたが、
再会できて、うれしいです。

今回は、多くのすてきな出会いがありました。
この地域の町づくりのプロセスに参加できたこと、
とてもうれしく思いました。
関係者の皆様には大変お世話になりました。
この場を借りて、御礼申し上げます。