7日(月)と8日(火)につくば国際会議場で行われた
「第2回太陽光発電国際シンポジウム」は
無事盛況のうちに終わりました。

海外の第一線で太陽電池の研究開発に携わる
研究者が十数名来日し、
最新の研究成果と情報を発表しました。

もちろん日本サイドも産総研や東京工業大学、東京大学
また企業からも、太陽電池の最前線で活躍する研究者が
研究発表を行い、
活発な質疑応答や議論を展開しました。
発表のタイトルを抜粋すると・・・

”In-situ monitoring interfaces and benchmarking in UHV : Improving MOVPE-prepared multi junction solar cells”

“Dangling bonds, hydrogen and consequences for SiGe solar cells”

”New-concept infrared solar cells based on carbon nanotubes ”

・・・、このように講演、研究発表、質疑応答に至るまで、
すべて英語で行われました。

総合司会を務めながら、
世界的に注目が集まる太陽電池に第一線の研究成果を
議論し合う場は、
アカデミックで、ピリッとした雰囲気で、
立ち会うことができたことを本当にうれしく思いました。



第3回国際シンポジウムは、東京工業大学が中心となって
秋頃に開催予定です。
その頃には、このブログでもご案内しますので
興味のある方は、ぜひいらしてください。

ところで、話はとびますが、
スイスのEcole Polytechnique Federale de Lausanneの
クリストフ・バリフ博士が、7日(月)に40歳の誕生日を迎えたのですが、
この日の夜に開催されたウェルカムパーティーで、
サプライズのバースデー祝いをしたのです。

バリフ博士には、ケーキと花束が贈られましたが、
パーティの終わり際に、
「スイスには持って帰れないから、この花束は、どうぞ。」と言って、
プレゼントしてくださったのでした。
こんなきれいなお花を、うれしい
(私がいただいてしまい、すみません)



思いがけない素敵な思い出もできた
充実の二日間でした。

今回のシンポジウムは、近藤道夫センター長はじめ
産総研のスタッフの皆様に大変お世話になりました。
この場を借りて、御礼申し上げます。