「受かっても行かない」と言われてしまうところに進学した子の未来

初めての方はこちらをお読みください。

★ご挨拶★ 

受験の「情報収集」について、もうひとつ。

思うことを書かせてください。

（これも、ただの母の呟きです）

ネット上では、学校名や学校群を挙げて話題になっているものを多く見かけます。

子の受験期には ついつい反応してしまうものですが、実際に進学してみると

「極端だなぁ…

「古い情報だなぁ…」

と思うことも多いのです。

YouTubeなどは視聴者も「ネタ」として見ている側面もありますが、一般の方も参加できる受験情報サイト等で盛り上がっている場合には信じてしまいたくなりますよね。

そもそもネットの場合、話題性のあるものが目立つ場所に来るという特性もあり、「沢山の方が見ている」＝「最新情報」とは限りません

「うちの子の時にこうでした」という体験談すら、一世代前の情報というケースもあるわけです。

具体例としては…

とある学校が「落ちる人なんていない」と書かれていましたが、我が子や周囲の子がそこを落ちています

たまたま全入だった年があって「そこ」だけが語り継がれているのか

多くの方が合格しているイメージなのか

分かりませんが、丸々信じるのは危険だということになるでしょう。

似たようなケースとして、

一部の界隈で「受かっても行かない」と言われている学校に進学しましたが

実際には、名だたる進学校からも入学されておりました。

わがわざ有名校を辞退して知名度の低いこちらを選択しているだけあって在学生の満足度は高く、皆さん充実した学生生活を送っているようです

中学受験・高校受験・大学受験情報をチェックしたい方は、こちらからもご覧ください。

次に、大学卒業後の進路について。

友人のお子さんが「就職が良い」と言われる大学に進学されました。

先輩方の就職先として名だたる大企業が並んでいますが、お子さん自身は「思っていたより良くない」と言うそうなのです。

よくよく話を聞いてみると、親世代の人気企業に沢山就職していても、そのお子さんの希望しているところへの実績がない…と。

時代と共に若者が求める基準も変わってきますし、感覚の違いもあるのでしょう。

最近の企業で

「○○（会社名）は東京一工やトップ私大の上位学部からしか採用しない」

という情報が出回ることもありますが、

意外とミヤビ大のような中堅大からも就職できていたりします

かつてはそうだったのか

少数派は目立たないのか

これまた分かりかねますが、

本人次第になるのでしょうね。

その他…

「カリキュラムがイマイチだからやめた方がいい」

とされているけれど、

それが随分前のシステムで、リニューアルされて良くなっているケースもあります。

少し調べれば分かりそうなものですが、

何故か古い情報が大々的に語られたりするものなのです

上記のように、

「違うなぁ…」と思っても、母はこれまで特に訂正を発信をしたりすることはありませんでした。

多くの方が「伝える側」には参加しないので、過去情報がコピペされ存在し続けている例を数多く見ております。

こちらのブログも含めて、

「元受験生、就活生の親」の話や従来イメージに惑わされることなく、

「今」の状況を親子で直接ご確認された方が良いかと感じています