更年期がやって来た | 水上繭子*表千家茶道・大人になったら始めたい いのち目覚める暮らし教室・植物療法ジェモセラピスト

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更年期・・・

 

私は38才のある日、突然心と身体の変化がやってきて、婦人科や心療内科や精神科で診察を受けて、家族や周りに迷惑をかけながら5年くらい長いトンネルの中で過ごしていた時期があります。

 

それを私は勝手にプレ更年期のように理解していて、私は「新しい大人の身体」への変身を終えているから、もう更年期らしきものはないだろうと高をくくっていました。

 

その後、自分なりの調子をつかんでからは身体の調子は良く、この数年は逆に、体調管理に大切なヨガもさぼり気味で、そろそろちゃんと通わないとなーと思っているところでした。

 

ようやく4月から、心を入れ替えてヨガに通うようになり体を動かすようになったのですが・・・

 

4月から心が張り切るのに反比例して、身体の調子が急激に変化しました。

 

この3か月の間に、妊娠中を超える勢いで体が変わり、その原因もなんだかよくわからず、身体を触った感じも変わりました。


自分の身体じゃないような感覚です。


これはあくまでも想像ですが、例えるなら、身体の性別を変えるホルモン治療を受けた人はこんな感覚なんじゃないかな、と思うような、今までの自分じゃないような違和感です。


 

どこかで何気なく話してみても

「年だからね」

「あるある、そういうの」

「運動したら?」

「ダイエットしなくちゃね」


と・・・まあ、その通りなのかもしれませんが、私の動揺はそんな言葉では解決できないともがいていました。

 


そういえば3年前に、少しだけ年上の友人が「ゴムのスカートはいたオバサンを見て、私はあんな風になりたくない!って泣いたの。」と言って、毎日のようにホットヨガに通い、サウナスーツでスクワットしていた時期がありました。


友人はとても華奢でスマートで、到底「あんな風」にはならないだろうし、そんなに思いつめなくてもいいのに大げさな・・・とそばで見ていましたが、今はその気持ちがとてもよくわかります。

 


自分が変化していくことの恐怖。

変化の先が見えないことの恐怖。

女性であることの楽しみを失う不安。

女性であることすら忘れてしまうかもしれない不安。

 

女性はつねに変化とその不安を繰り返しているのかもしれません。


子どもの途中で初潮を迎え

身体つきがふっくらしてくる(私は生まれた時からマルマルしていたので、この時の変化に戸惑いは全くなかったのですが)。

 

妊娠するとホルモンの働きは変化して、みるみるうちにお腹が膨れて、その中で人が育ち始める。


出産すると胸からは母乳が出るようになり、ホルモンの働きは次の出産に備えて変化する。


出産を終える時期になると閉経する。


閉経するからと言ってまた子ども時代に戻るわけではなく、初めて体験するような変化を経て老年を迎える準備をする。

 


もうそれはそれは大変なのです。


10年くらい毎に変態を繰り返すのだから大変です。


そこに、受験もあり、恋愛もあり、仕事、結婚、家事、子育て、介護・・・・いろいろあるわけです。

 


周囲を見てみると、更年期の症状はいくつかタイプがあるように感じます。

 

痩せて、体力がなくなり、皺っぽくなって、髪はぱさぱさして、鬱っぽくなるタイプ(ヴァータ)。


太って、だるくなって、汗をかいてのぼせがちになるタイプ(カパ)。


イライラして、怒りっぽくなるタイプ(ピッタ)。

 


私は太って、だるくなって、鬱っぽくなっています。汗はありません。


健康オタクで、アーユルヴェーダと植物療法で予防医学をお伝えしている私が今、苦しい更年期の中で何をしているかというと・・・


なんでもやっています。


ジェモも飲んでます。


時々、種類を変えて飲んだりもしています。


アーユルヴェーダの知恵もいかしています。


ヨガもして筋トレもして、食事も考えて、ハーブティも飲んで、マッサージもして、何が効いているのかわからないけれど、とにかくこの不快で不安で憂鬱な感じをなんとか抜け出したいのです。

 


更年期の話をしたときにある友達がとても嬉しい一言を言ってくれました。


「それは大変だけど、その経験はきっとマユコさんのお仕事にとても大きな実りを与えてくれそうね。」

 


「大きな実り」

 

ああ、そうなのだ。


身体の変化や体調が不安定で

お洋服を着る楽しみもなくなり

買い物をする気持ちもなくなり

人に会うのも億劫になって

毎日がどんより疲れていて

生活が楽しくなくなってしまう。

 


人はどこかで言うかもしれない。

「あの人は太ってしまって、オバサンになったよね」

「最近、すっかり皺皺になってふけたね」

 


私はこれからオバサンをそんな風にはみません。

それは大きな実りの前なのだから。


身体を張って変態を遂げて、成熟した女性になるための時間なのだ。


大人になる前の、思春期のパツンパツンの太ももやニキビ面と同じだ。


これからまた綺麗になるんだ。


 

急激に変化した私の身体は、元に戻ることはできず、さらに前進することでしか解決できないとわかりました。


なにやら変化している私の中の仕組みに慣れるしかありません。


何かを守ろうとしているのか。


または、どこかの機能がよく働いていないことのサインなのか。


とにかく、この変態をよく味わうのだ、と気持ちを変えることにしました。


後に続く女性たちに何かを伝えられるように、私も憧れる素敵な先輩方のようになるために。

 



ある男性の言葉で、思い出すとじーんと胸が熱くなる話があります。


以前は仕事から帰っておうちが散らかっていたりすると「ああ、片付いてないなあ」と不快に思っていたのだけれど、奥様がご病気になられたことをきっかけに、おうちが散らかっていたりすると「今日は疲れてるのかな?」「最近体調が良くないのかな」と奥様を気遣う景色になったのだそうです。

 


ちゃんとできてない人を見た時に

「大丈夫?私にできることある?」と声をかけよう。


「気持ちの問題だよ。だらだらしない!」なんていう励ましがまったく心に響かない時もあるのだから。

 



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お花のアレンジメントを楽しんでみたり

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身体を整えるスパイスの特製カレーをいただいたり。


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