スパイスと聞くと、エスニックなイメージを抱きがちですが、実は日本にも太古の時代からスパイスは存在しています。
卑弥呼の時代には、生姜、茗荷、山椒が薬味として使われていたことが文献に残されています。
スパイスの役割は、風味を添えて食卓や食感を豊かにする他に、食べ物を傷みにくくしたり、消化を助けたりする効果があり、歴史的にも交易の中で珍重されて伝播しているのです。
さて、5月の料理教室で学んだ陳皮について。
ミカン科の果実の成熟したものを乾燥したものです。
中国では風邪の諸症状に効くと言われ、吐き気止め、咳止め、健胃、整腸、去痰など多くの漢方に配合されています。
小さじ1くらいを煎じてお茶にして飲みます。
入浴剤にすると肌が美しくなり、身体が温まります。ゆず湯などもそうした効果があります。
無農薬のミカンを手に入れたら、皮(大きい種類のものは白い綿の部分が入らないようにして)を細く切って天日で2、3日カラカラになるまで干せば簡単に作れます。
今頃のお天気のよい日なら1日でも、こんなふうにカラカラになります。
おやつですが、砂糖もないので食事感覚でいただけます。
爽やかで美味しいのですよ♫
みかん、はっさく、ゆず、かぼすなど、いろんな柑橘類で試してみると、それもまた風味の違いを楽しめます。
陳皮は、アーユルヴェーダ的に「苦味」「渋み」「乾燥」の質を持ち、ヴァータ(風)を上げ、ピッタ(火)カパ(土・水)の質を下げます。
成果を求められるお仕事でイライラしがちな方や、落ち込みやすい方には、陳皮の質が、気分と体調を整えてくれまよ。
こんなふうに、いのち目覚める暮らしのアーユルヴェーダ料理教室では、それぞれの体質や、いまの状態に合わせて、食事を楽しみながら穏やかに整えていくことを学びます。
ご自身やご家族の心や身体を、食事の簡単な工夫で健康な状態にしていきます。
料理の技術を学んだり、インド料理を学ぶ内容ではありません。
アーユルヴェーダの知識は、実は全てインドや中国から宗教や文化を通じて、日本に伝来していることが多くあります。
日本で当たり前になっていて気づかないような、健康や幸福の智恵を一緒に学ぶ教室です。
いのち目覚める暮らし
アーユルヴェーダ料理教室
2018年5月22日(火)
10時30分〜13時30分
『アーユルヴェーダで中華』
6月のクラス予定
『ハーブ料理いろいろ』
『春のフルーツ献立』








