私の手放せないリップクリーム。
各バッグに一つ入れているほど標準装備。
その人の真価は、今日その時点でどんな価値を提供できるかだと思う。
誰が上、誰が下、どこの会社、どこの大学、年収、役職、年齢。
無意識のうちにそういう表面的なものに注目しがちだけれど、
自分がある程度そういうものを手に入れてから思うのは、肩書きや収入などを取っ払ったその人自身の真価のようなものに、より注目するようになったと思う。
夏頃から、ずっとスカウトが来続けていた会社があり、
それはそれは何度も連絡が来ており、その会社の人事、エージェントからも複数、しつこく(笑)きていた会社がありました。
それだけなら放置してアクション起こさないのですが、最近、私にとって都合の良い、とある条件が追加になったのをきっかけに、先日部署長と、カジュアル面談で話を聞きました。
物凄いエリート。
東大卒、複数の外資系投資銀行、証券会社、外資系戦略コンサルを経て、現職。
しかも一個下。色々なぜ、、?笑
事前にホームページの記事などをみて、顔は知っていましたが、
ものすごく腰が低く、良くも悪くも全然投資銀行っぽくない雰囲気でした。
驚いたのは、昔いた会社や職場の人たちをよく知っていて、共通の知人が沢山いた事。
2社目時代のCFOや私の担当していた案件の事も。
凄いリサーチ力だし、何より共通の知人がいる事もあり、とにかく自然と話が進む。(面接受けてませんが)
きっと違和感なく満足できる環境だと思いますよ。
妙に説得力があって、それ以降、頭から離れなくなってしまった。
それと同時に、今の会社って悪くないし、人生のこういう時期には打ってつけだけど、世間体や年収等、色々なものを取っ払い、本当にやりたい事、できてる?と気になり始めた
私が大事にしているものは、世間体じゃない、年収でもない、役職でもない、会社名でもなく、目の前の仕事や環境に満足できるか、そして最も大事な価値観は、自分が携わる投資が、いかに社会課題を解決したり、影響を与えていけるか、だった。
自分のしている事に、心から誇りをもてるかどうかも。
別に今、それがないわけじゃないけど、スカウト元の会社にはその点明らかに劣ります。
3年後いるか分からない会社に、いつまでいるのか?と頭をよぎります。
現職は3年弱、その前は1年だったので、個人的には無闇矢鱈に転職は繰り返したくない。
職歴上の結婚と離婚を繰り返して、次こそは私の運命の人!みたいな感じで思ってしまう自分に、流石に慎重です。
第一、こんなエリートだから、この先のプロセスで落ちる可能性もある。
そして何より、今この会社に入って最も大変になりそうなプロジェクトの最中、日程が中々調整もできない。
そんな事は置いておいて、この人との出会いをきっかけに私の中で、現職に居続けられないかな、とはっきりと思ってしまいました。それくらい、最近の中ではハッとする出来事でした。
大切にする価値観が、似たような人に出会うと、もっと速く行動してもよかったかなとも思います
現職の人に少しぶつかってみる勇気も出ました。
妊活の瀬戸際で、色々難しい時期なので、動くか微妙ですが、こういう人との出会いはかけがえのないものだと、改めて気づきました