今まではね、覚悟がなかった
辞めたら後悔する
辞めたら安定を失う
自分さえ耐えられれば
今の生活を守れるから…
何年もそう思って
自分の外側の理由に目を向けて
心のつぶやきを
見て見ぬふりしていた
実際そうだった
自分さえ頑張れればいい
安心を手放さなくていい
会社に守られてる事は
何よりも生活には安心だった
でもね
バケツのきれいな水に
黒いインクを一滴ずつ
垂らすように
じんわりと重く暗い色に
確実に水は染まっていった
そして私は壊れてしまった
必死に笑って笑って
頭の中はもう真っ白で
自分が何なのか
わからなくなっていた
限界の線引きって、難しい
人間関係の悪化なんて
どこにでも誰にでもある
私もそれだと思っていた
自分が弱すぎるのだと
こんなんでは
どこにも働けないと
鞭を打って前を向いた
でもね
失うものの怖さと
自分を見失う怖さの天秤
とうとう周りを捨てても
自分を守りたいと思ったよ
正直になったよ
たとえこれが間違った
選択だったとしても
今の私ならきっと
後悔はしないだろう