がっかりしながらも、ツッパリ気質で、「ちょっと気が引ける台湾の食べ物」シリーズ継続。
今回はこのいかにも内蔵系な色合いの一品をご紹介。
タイトルを見て引いた人もいると思うが、スープがまま血な訳ではナイ。
でも、豚(猪じゃない)の血を固めたぷるぷるしたものが、スープの中に浮かんでいる。
まわりにネギやニラが浮かんでいることが多いので、
食べる前から「これは臭い消し!」と決めつけていた。
だから、前回の臭豆腐と同じく、私も5回目訪台時にやっと食べた。
ここは美味しいと評判のお店で、スープにはほのかにショウガといろいろな出汁の香りがする。
もちろん、内臓系の臭味なんてない。
これに本当にモツが入っていることもあるが、それももちろん臭味はほぼないことが多い。
私の行った店舗には別に自分で調合する たれ が置いてあって、
具を醤油とか辣とか花椒とか小ネギとかにつけて食べていいようになっていた。
で、肝心の血豆腐(こう書いてもいやだなぁ…)は、血が入っているのに、全く臭みがない。
まるで新鮮なレバーを食べているよう。
食感は…やっぱり見た目通りのレバー的。豆腐より堅く、寒天より軟らかい。
レバ刺しに火を通すと普通は堅くなるけど…
つまり、レバーが生の食感のまま温かくなった感じ。どう…でしょう。
でも、臭味はないんだけど…旨みもあまりナイような…気がする。
悪くはないんだけど、まずくはないんだけど、
日本人が短い旅行で積極的に食べる順位は低いかもしれない。
でも、血なんだから鉄分はあって、体にいいとされている。
何よりもこの猪血湯、台湾の人たちが大好きである。
まわりでも、ご家族連れや、年配ご夫婦、カップルまで、老若男女みんな美味しそうに食べていた。
前回の臭豆腐は、実は台湾人でも苦手な人はいるけれど、
こちらの猪血湯は、誰でも食べている感覚がある。
みんな、ゆっくり美味しそうに食べていた。
私たち日本人も現代では特に食べる必要のない食品を好んで食べている(納豆も梅干も)けど、
はじめから、外国人にそれを好きになって!なんていわない。
でも、食べる前から「なにそれ気色悪い」と言われるより、
「うーん、ちょっと、だけど試してみる」って一度でも試してもらいたい。
その上で「ダメだったよ」とか「意外と大丈夫」とか「むしろ病みつき」とか決めてもらいたい。
まあ勝手な感覚だけれども、それが相手の文化を尊重するってことかなと思っているので、
もし時間と機会があるならば、やっぱり試してみたいひと品としてご紹介します。
ただし、後遺症が残らないように、これについては「美味しいお店」を探していった方が正解かと思う。
そんなに失敗はしないと思うけど、やっぱり見た目が辛いし、
血ってことで割り引かれる感覚もあると思うので。
食べ終わったあと、なぜか不思議に体がいつまでも温かかった。
やっぱり栄養あるんじゃないかな。いやこれ体感です。冬場にいいかも。
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