ごぶさたしております。
コミュニケーションのない新会社、やっと明鏡止水の心境で仕事をするのに慣れました。
丸一年かかったわ~。
慣れたきっかけは「忙しくなったこと」。
ひとはやっぱり適度に忙しいほうが余分なことを考えず、
目の前のことに没頭していられる時間というものが幸せなのですね。
転職の合間のモラトリアム期に「仕事なんてなくていい」とほざいた私に、
「でもやぱし仕事がないと淋しくなるのがヒトだ」といってくれたきりん本さんの言葉を思い出します。
自分では、どのくらい商業出版に耐える本を作れるのか、
この会社で求められるミッションペースでそれが可能なのか、
試してみたかったし、実証したかった。周りもそれで安心できるとおもうから。
課題は進めば進むほど出てくるもので、
昔ならその時点で焦って、私には無理、って思っただろうけど、
今回は「だらだらするときがあっても、続けていれば、なにかが身につく。わかる」と、
わかっているので、ストレスため込まないようにしています。
で、この半年くらいの間、出しまくりました。本。
半年で5冊というのは他の会社では異様なペースらしい。
もちろん書いたんじゃなくて、編集担当したんです。
そのうちの一冊がちょっと当たりました。
- よくわかる筋肉・関節の動きとしくみ―人体の「動き」のメカニズムを図解で学ぶ! 身体運動の不思議.../中村 和志
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
予想してたターゲット層より、ずっとたくさんのジャンルのヒトが買ってくれてるらしいです。
皆さんボディコンシャス。
内容は入門だから、介護士さんとか、福祉関係者とか、
これから運動関係を勉強してみようかな?っていう若い方にも読めます。
あんまり興味ある人はいないと思いますが、
一応告知。
このほかに、eco検定の問題集とか、美容業界の本とか、はては冷凍技術の本なんていうのも出しました。
恐るべきノンジャンル。
編集者だって、内容の全てを完璧にわかるなんて無理(だって専門書だもん)だけど、
読みながら校閲して調べているのも楽しく、表現の幅も広げたいなー、と思っています。
電子書籍になると、紙の質感とか、『本を読んでる』アナログさがなくなって淋しいなー。
単に情報収集だけなら、webでいいものね。
情報の種類や質は、ニュース以外実際もう出尽くしているんですね。
あとは、一冊の本としてどう編むか、ということが書籍の意義。
だとすれば、その表現形態の中に当然モノとしての『本』の役割が残るジャンルがあるはず。
たぶん、最終的に統合するにしても、
電子書籍に移行するジャンル(マンガ・ビジネス書・雑誌・新聞)と、
そうでないジャンルが分かれるんじゃないかな。
などとつらつら考えつつ、ブログを緩やかに再開できればいいな、と思っております。
