私の仕事8 「番外編」その1
本日は私の仕事シリーズ「番外編」その1をお送りします。
「番外編」では、ひとつの記事にすることもないなぁ、と感じた単発アルバイト体験をまとめて紹介していきます。それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
(1)スーパーでの特売品の売り子(2日間)
高校三年生の冬休みに、登録型派遣会社からの依頼でこの仕事を行いました。スーパーの特売品コーナーの商品を、ひたすら大きな声を出して売り込むアルバイトで、大きな声を出すことが苦手な私にとって、かなり苦痛なお仕事でした。
求められている「明るく、元気に、ハキハキと」という人物像からかけ離れた人材が派遣されて来たため、スーパーの人も扱いに困っていたようでした。それでも、2日間だけでしたので、なんとか必死に元気に振る舞い、ありったけの声を振り絞って、無事、仕事を終えることができました。
比較的接客的な要素が少ないお仕事で、とにかく元気に大きな声を出す、ということに重点が置かれていたため、なんとか2日間は務まりました。しかし仕事が終わった後には、非常に強い疲労感が残りました。
この単発アルバイトをしてみて感じたことは、やはり自分にはこういう販売系の職業には向いていないなぁ、ということでした。
(2)家電量販店での棚卸し(2日間)
この仕事は、大学卒業後のフリーター時代にアルバイト雑誌を見て応募しました。某大手家電量販店での商品の棚卸し作業が主な業務で、チェックシートを元にひたすら商品の数をカウントしていく仕事でした。
仕事を募集していたのが大阪日本橋にある店舗であったため、カウントする商品は、電子部品やら電動ドリルやら、非常に多岐に渡りました。特に小さなコンデンサなどの部品をカウントするときには、強い集中力と忍耐力を要しましたが、ひたすらもくもくと、無言で作業するだけで良かったため、結構快適な職場環境であったと思います。
ただ、勤務時間がお店の閉まっている深夜~早朝にかけての時間帯であったため、うつらうつらしながらも、数を間違えないように注意して仕事をしていたのを憶えています。
(3)宅急便営業所での仕分け(1日間)
この仕事も、登録型派遣会社からの依頼で行いました。時間帯も深夜~早朝にかけての夜間勤務で、仕事内容はトラックから次々と降ろされてくる積荷を、送り先ごとに仕分けしてラインに乗せていく、というものでした。
この荷物を運ぶラインが尋常ではない速さで流れていて、周囲の人たち非常に機敏な動作で動き続けていました。私は宅急便会社での仕事は初めてだったのですが、こんなにも慌しい仕事であったとは想像していませんでした。
中には忙しさのあまり荷物を足で蹴って仕分けしている人も居て、非常にせわしない職場であったのを憶えています。
何も考えられないくらい忙しい職場だったので、余計なことを考えなくて済みましたが、私自身、ここでの長期の勤務にはとても耐えられないだろう、と感じました。
(4)ネットカフェ向け漫画本のビニールカバー付け(2日間)
この仕事は、ネット上の短期アルバイト専用サイトで見つけました。ネットカフェで読まれる漫画を汚れから守るためのビニールカバーを、ただひたすら装着し続けるアルバイトです。漫画好きの私には持って来いのお仕事で、見つけた瞬間すぐに応募しました。
作業は事務所の一室で行いましたが、色々な種類の漫画の表紙を見ることが出来て、結構楽しみながらお仕事することができました。
カバーをつける漫画の数のノルマも決まっておらず、適当におしゃべりしながら仕事しておりました。…が、このおしゃべりが、私にとって一番しんどかったのを憶えています。
今回はこのあたりまでとさせていただきます。
単発のお仕事はこれまでたくさん経験してきたため、また折を見てこの「番外編」シリーズも書いていきたいと思います。
今回、諸事情のため、またまたイラストなしの記事となってしまいました…誠に申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
12/12 NPO法人京都ハートネット SST体験記(後半)
それでは、今回は前回のSST体験記の後半を書かせていただきます。
休憩をしっかり取ったあと、SSTの後半部分が始まりました。
まずはじめに、エクササイズの二つ目「思い込みチェック」を行いました。
これは、簡単なチェックシートを使用して、間違った思い込みについて気付くことを目的をしたワークです。表れてくる各項目の数値の大小によって、自分の様々な傾向がわかります。
「人と違うのは恥ずかしい」「人から認められなければならない」「悪い感情は表に出してはいけない」等など…
各項目の数値が高いほど、その部分について、自分が間違った思い込みをしている、ということがわかるようです。
私は多くの項目でかなりの高得点をはじき出し、非常に間違った思い込みが強い状態であることが判明しました…でも、某すべり台王者のT氏より、結果に関してはそれ程気にしなくてもよい、とのフォローもいただき、少し安心することができました。
次に、三つ目のエクササイズ「サイコロトーク」を行いました。
このエクササイズでは、4人でグループを組んで、いわゆる「すごろく」を行います。順番にサイコロを振って、出た数字の分だけマスを進め、止まったマスに書かれている指示に従う…こんな感じのワークでした。
マスに書かれている指示の内容は、「将来の夢は?」「最近の政治について語れ」「昨日の昼食は何を食べた?」等の具体的なものから、「カードをめくる」という、秘密の質問が書かれたカードをめくるものまで、様々でした。
「サイコロトーク」…自己開示的おもしろすごろく
この、秘密の質問が書かれたカードの内容が非常に面白く、「彼氏彼女と行ってみたい場所は?」「1億円手に入ったら何に使う?」「好きなタレントは?」など、かなり具体的で、答えるのに戸惑うようなものまでありました。
でも、このようなみんなでわいわい騒ぎながら行うゲームは、非常に新鮮で、かつ懐かしい雰囲気のもので、非日常的な、とても楽しい体験ができました。少しずつではありますが、ゲームを楽しんでいるうちに、自分の心の壁のようなものが弱まっていくのを感じました。
そして、最後のエクササイズとして「絵まわしドン」というものを行いました。
これは、一枚の絵が四分割された絵カード計16枚を、さきほどのグループの人同士で交換し合い、最終的に正しい一枚の絵をそれぞれ完成させる、というワークでした。
なかなか思うような一枚の絵を完成させる事ができず、皆さん必死でカードを交換しあっていました。後の主催者の方の説明で判明したことですが、自分の手持ちのカードだけではなく、まわりの人のカードにも注意して交換するカードを選べば、すんなりと一枚の絵が完成できる、とのことでした。私も含めてですが、やはり、発達障害のものは一点集中型で、周囲が見えにくくなる特性を持っている事が非常によく感じられた一瞬でした。
こうして、全てのエクササイズが終了し、最後に「別れのセッション」として、全体のふりかえり作業を行い、本日のSSTは滞りなく終了していきました。
今回のSSTでは、私にとって非常に貴重な体験をさせていただき、とても有意義な一日が過ごせたと思います。
毎回、SSTに通っていて感じることは、会場では「ありのままの素の自分」に近いものが出せている、ということです。日常の生活の中ではガチガチに固められている私の心のガードが、この時間だけは少し開放できているように感じるのです。
まだまだ、私は自己否定的な、誤った認知が多い人間であると感じていますが、このSSTに通い続けることによって、少しずつでも変えていければよいなぁ、と思っています。
毎回様々なエクササイズを考案してくださるNPO京都ハートネットの主催者の方、運営の方々、私のお相手をしてくださる参加者の皆様には、たいへん感謝しております。
また、このような感想文的記事をお読みいただいた皆様にも、感謝の意を伝えさせていただきます。
以下は今回のSSTでお世話になりました、NPO法人京都ハートネットワーク様のURLです。
「NPO法人京都ハートネットワーク」
http://kh-net.symphonic-net.com/
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
12/12 NPO法人京都ハートネット SST体験記(前半)
今回は昨日参加させていただいた、NPO法人京都ハートネット で実施された、SSTの体験記を書こうと思います。
SSTとはソーシャル・スキル・トレーニング、つまり社会でうまく生きていくための技能を訓練するためのトレーニングです。
主催者のNPO京都ハートネットは、全国でも有数の、発達障害に特化されたSSTを実施されている機関で、私も今年の9月から毎月参加させていただいています。
SSTの内容についてブログ上で記事にすることに関しては、主催者の方からご了承をいただいております。また、今回の記事には私の私的な感情が多分に入っておりますので、あくまで個人の感想文のようなものとして、お読みいただけましたらと思います。
さて、当日の夕刻、私はSSTの会場である、京都河原町のひとまち文化交流会館に向かっておりました。
しかし、最近めっきり暗くなってきたせいか、何度も通っている場所にも関わらず道に迷ってしまい、会場への到着が開始ぎりぎりになってしまいました…
知っている会場でも、周囲が暗くなると地理感覚が狂ってしまうのは、私のいかんともしがたいところです。
会場に到着して、各自で机や座布団等の準備を行い、ほどなくして本日のカリキュラムが開始されました。
はじめに主催者の方から今回のSSTの概要についての講義があり、十数名の参加者の皆さんの自己紹介も一通り終わったところで、本題であるSSTが開始しました。
まず、はじめに「出会いのセッション」と呼ばれるものを行いました。毎回、この「出会いのセッション」の内容は少しずつ異なるのですが、今回は「じゃんけんヒーロー」「じゃんけん肩たたき」というものを行いました。
「じゃんけんヒーロー」では、まず、参加者の人同士、ランダムな組み合わせでじゃんけんを行い、じゃんけんで負けた人が、勝った人の肩に手を乗せます。そういう要領でじゃんけんを何度も繰り返していって、2人が4人、4人が8人…という風に、雪だるま式に列がどんどん長くなっていきます。最終的に出来上がった列の最前列の人同士でじゃんけんを行い、全ての参加者が一列の状態となり、列の最後尾になった人に対してみんなで拍手をする、という内容になっています。
この「じゃんけんヒーロー」は、「勝つこと」が良い、とされる日常の価値観と離れた、「負けた方が讃えられる」という非日常の体験をすることによって、「勝つ」という価値観だけに囚われないようにする、というトレーニングのようです。
私も実際に最後尾になってしまったのですが、皆さんから温かい拍手を受けて、不思議と良い気持ちの感覚を味わいました。
次に行った「じゃんけん肩たたき」は、じゃんけんに負けた方が勝った方の肩を叩いたりもんだりしてあげる、という内容でした。これは一見単純なもののようですが、普段人と触れ合うことの少ない発達障害の者にとって、スキンシップという非日常の行為は、とても有効であるように感じられました。
「出会いのセッション」も滞りなく終了し、続いて「エクササイズ」の工程が開始されました。
「エクササイズ」は4種類行ったのですが、まず一つ目として、「私の好きな言葉」を参加者全体で言い合うエクササイズを行いました。皆さん、色々思い入れのある言葉を語っていらっしゃって、聞いている私も非常に参考になりました。
一つ目のエクササイズが終了したところで休憩が入り、11月に参加した淡路島研修で買ってきたたこせんべいをみんなで分け合って食べました。私はたまねぎせんべいしか買って帰らなかったため、ここぞとばかりに結構な勢いでつまませて頂きました。
また、休憩中には毎回恒例となっている主催者の方特製の美味しいブレンドコーヒーの提供もありました。今回も、ガブガブとたくさん飲ませていただきました。
こんな感じで、SSTの前半は終了していきました。
長くなりましたので、後半は本日の夕方以降にアップさせていただきます(そのときはちゃんとイラスト入りで、掲載させていただきますね)。
ご拝読ありがとうございました。また、後半も何卒よろしくお願いいたします!
追記:今回お世話になりましたNPO法人ハートネットワーク様へのリンクは、ブログのBookmarks欄にも記載されていますが、こちらにも掲載させていただきます。
「NPO法人京都ハートネットワーク」

