お盆はいかがお過ごしでしたか?
お休みをとってゆっくりされた方、
お出かけされた方、
お仕事だった方、
色々かと思います。
わたしはそれのどれでもなく…
祖母が他界してお通夜とお葬式でした。
満99歳だったおばあちゃん!
100歳まで生きて欲しかったけど、数えで100歳だからまぁいっか^^
そんな軽口を子どもと言い合うくらい、大往生でした。
祖母は体がやや不自由になっていましたが、頭はしっかりしていて会話もできていました。
そんな祖母とは仲良く話していましたが、それもつい最近になってから。
もう何十年もの間、わたしは祖母が嫌いでした。
自分の父と母にひどいことをした人だと、ずっと思っていました。
「おばあちゃんはエラそうで意地悪で、父と母にひどいことばかりをする!」
何十年もそう思ってきたんですが、心のことを学んでから「あれ?」と気づいたんですね。
具体的に考えると、一体何がひどかったのかよく思い出せない…。
そう、これは刷り込みによる心のブロック。
父と母にずっと聞かされていたから、そう思い込んでいたんですね。
そうやって心のブロックに気づいたわたしは、おばあちゃんにニュートラルな気持ちで向き合いました。
それがつい最近のこと。
離婚のこととかも話しました。
以前は、母に言われて離婚のことを隠していたんです。
「あんたが離婚したなんて言ったら、わたしがおばあちゃんになんて言われるかわからないから、絶対に言わないで!」って。
だけど隠してたら会いづらくなって。
自分が話したくなったので、もういっかーって思って話したんですよ。
そしたら、祖母はボロボロ泣いて、「そんな苦労してるのに知らんと、ごめんな。辛かったやろ」と。
わたしの記憶の中ではいつも毅然としてて優雅なおばあちゃん。
反面、人情とか思いやりとかはあまり感じたことはなかったおばあちゃん(^_^;)
どっちかというと、、与えるより奪う人のイメージでした。
そのおばあちゃんが、泣きながらわたしをヨシヨシして手を握ってくれた。
離婚したことを責めるでもなく、事情を聞くでもなく、
「つらかったね」と言ってくれた。
なんだか…
誰よりも、私が生きてる人生をただありのまま受け入れてくれたと感じました。
ボロボロ泣くおばあちゃんに「いや、大丈夫だよ」と言っていたんだけど、そのうち
「そっか、わたし辛かったのか。ツライって言っていいのか」と思ったら涙が出てきました。
離婚したのはわたしにとって必要な学びで、今良い方向に進んでるけど、やっぱりその過程はすごく辛かったから。
おばあちゃんのおかげで解放できました。
その後は、おばあちゃんが今ハマってる塗り絵の話をしたり、仲良くおしゃべりしました^^
心のブロックのせいで「厳しくて冷たいおばあちゃん」と思っていたけど、人は変わる。
もし本当に過去にはそういう人だったとしても、心のブロックがあったら「今のその人」が見えない。そして…
心のブロックがあると、相手はその通りの反応をする。
意地悪なおばあちゃんと思ってると、意地悪なことをしてくる。
それってすごく勿体無い。
ブロックに気づいて解消できて、おばあちゃんと仲良くなれて良かったな〜。
おかげで、小さい頃に折り紙を教えてもらったこととかも思い出せた。
お母さんは仕事で忙しかったから、折り紙やあやとりを一緒にやったのはおばあちゃんだった。
膝に座って遊んでた。
なんだ私、おばあちゃんと仲よかったんだ(笑)
ブロックがあった時は、良かった思い出は封印されちゃってたよ。
ブロック解消バンザイ\(^o^)/
誤解に気づけてバンザイ\(^o^)/
おばあちゃんは今はあちらの世界に行ってしまったけど、
またいつでも会える気がします。
体がなくなったから、いつでも見守ってくれてるかも。
おばあちゃん、ありがとう。またね^^
あなたも、心のブロックに邪魔されて大切な人と距離ができているかもしれません。
近い人ほど、自分のブロックが反映されます。
旦那さんとか親子とか。
「ブロックかも?」と思うことで、気づけることもありますよ。
だけど、ブロックがあると相手はその通りの行動をするから、なかなか気づくのは難しい。
心を先に整えた方が早いですね。
自分の中に答えがある。
人は変えられないけど自分は変えられる。
自分が変われば人も変わる。
これは本当だから、実りある人生のために気づいたあなたから変わってみましょうね。
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