先日WOWOWで東京サンシャインボーイズ復活公演「蒙古が襲来」を観たときは、
三谷幸喜は終わった、と思った。
面白くもなんともない。
そういえば鳴り物入りだったドラマもそう。タイトルも忘れたけど
もう過去の人、、、そう思いながら、でも気になるので、「いのこりぐみ」を観てみた。

…面白かった。

学校の教室を舞台に、登場するのは4人だけ。
教頭先生と、新米教師と、「担任を代えろ」というモンスターペアレントと、

その担任。
三谷さん得意のワンシチュエーションドラマ。コメディ?サスペンス?

当初はモンスターペアレントこと菊地凛子が言いたいことを言って発散するのに
付き合うだけのつもりだった二人。
菊池がいい演技してる。いい味出してる。どんどんぼろを出す。呆れる二人。
そこに入ってきた担任、平岩紙。
冷静、完璧な先生を演じるが、沸点に達する瞬間があった。
それを若い先生小栗旬は見逃さず、どんでん返しが始まる。
あと数年の先生生活をまっというしたいがために事なかれ主義を貫きたい相島一之。
それを許さぬ小栗旬。教室の真実、担任の真実が暴かれていく。

三谷さんの出世作、「十二人の優しい日本人」を彷彿とさせるものがあった。
工業化時代の学校教育に対する風刺も効いているし、
SNS時代にも踏み込んでいる。

三谷さん、どっこい生きていた。おみそれしました。

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