NHKは佳作映画をさりげなく放送してくれる。
我が家の外付けHDは勝手に映画を録画してくれるのだが、これもそのひとつ。
タイトルだけでは何の映画かわからなかったが、
見るうちにすぐに引き込まれた。
重要なアイテムは「四コマ漫画」
主人公は小学生の漫画の上手な女の子。
学級新聞の四コマ漫画はいつもその子のものだったが、
担任の先生が、引きこもりの女の子の描く女の子の漫画を載せたところ、
レベルが違った。
焦る主人公。担任の先生が卒業証書を引きこもりの子にもっていくよう指示。
鍵の開いている家に入ると、彼女のスケッチブックが山ほど。努力の跡。
そこでなぜか主人公は変な四コマ漫画を描く。
それが風のいたずらで彼女の部屋へ、、
慌てて家を飛び出す主人公。追う彼女。引きこもりの彼女が外に出たのだ。
そこで二人の関係が生まれる。街に連れ出す。一緒に漫画を描く。
二人の描くマンガは世に認められる。羽ばたき始める。時が流れる。
しかし、彼女は手伝いを辞めると言い出す。美術を勉強したいと。
主人公は拒否するが彼女は動じない。認めざるを得ない。主人公は一人で描く。
ある日のニュースで、主人公は、彼女が学ぶ学校に通り魔が襲ったことを知る。
葬式。気づけば彼女の部屋の前。何故かあの四コマ漫画が目の前にある。
こんなものを描かなければ、、破り捨てる主人公。
その切れ端が、、、
新たな彼女の物語が、、、
ルックバックってのはそういうことなのか。
引きこもりだった彼女にとって何が幸せだったか。
そのまま引きこもっていればよかったのか。
そうは思えない。例え暴漢に襲われようと。
彼女は生きていたと思う。
1時間ちょっとの、素敵な映画だった。


