フジテレビ問題、
中居正広による女性アナウンサー渡邊渚さんへの性暴力問題。
第三者委員会調査報告書
https://www.fujitv.co.jp/
をもとに、
「集団浅慮」という言葉をキーワードに、
なぜフジテレビが誤った対応をしたかを分析した本。
著者はこの原因を「人権知識のなさ」とズバッと切っている。
人権尊重ができていない、と。
ダイバーシティ&インクルージョン
女性割合30%の意味
等に触れながら、
同質性の高さによる集団浅慮を明らかにしている。
わざとかほんとうかはわからないが、
失敗する政治家、経営者は、
恐ろしく知識が不足している。
知識などなくても上に上がれるのが怖い。
フジテレビの場合、プロデューサーとして成功したから上がったの
プロデューサーとしての力と経営者としての力は全く違うはずなの
知識のないものが組織を束ねようとすればぼろが出るのは当然。
それが政治に及ぶともっとたちが悪い。
選挙、という、魔物が政治家を作る。
世襲議員の地盤看板かばんが、
あるいは「風」が、
政治家を作り、権力を与える。
ろくな知識を持たぬものが、権力を持つ。
恐ろしい。
官僚。
これもまた国家権力を握る。
彼らは試験を通る。
それも国家試験の前に、
優秀な大学を出て。
しかし大学、国家試験の知識がすべてではない。
学びはつづけなくてはいけない。
しかし官僚組織がそれを許すかどうか、
時代遅れの知識が幅を利かせれば、、、
裁判官だって同じことだよな。
法律知識だけで、浮世離れしていたら、
いい裁きはできない。
まして国に迎合などすれば、、、
知識は重要だ。
しかし、知識をもつだけだと「頭でっかち」という。
むしろ知識がない行動の方が豪快でいい、と評価される。
アメリカのトランプなどその典型のように見える。
(実は計算しつくされている可能性はないではないが)
学びは重要だ。
目次
はじめに
魂の調査報告書を受けて
本書の執筆に至った、ふたつの動機
なぜ人は集団になると暴走してしまうのか
フジテレビの歴史と黄金時代
フジテレビ世代に潜む「内なるフジテレビ性」
序章 フジテレビでなにが起きたのか
2023年6月6日(火)
2023年6月7日(水)
2023年6月8日(木)
2023年7月10日(月)
2023年7月12日(水)
第1章 フジテレビ経営陣はなにを問われたのか
「性暴力」から「プライベートな男女間トラブル」へ
有名無実のコンプライアンス推進室
女性アナウンサーの置かれた脆弱な立場
なぜセクハラを訴えることはむずかしいのか
理解者になりえた人事局長
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断
港社長と大多専務はどう認識したか
生かされなかった「テラスハウス」の教訓
「女性Aのケアを最優先」はほんとうだったのか
なぜ中居氏へのヒアリングはなされなかったのか
女性Aの退院と番組からの降板
専門家の意見を仰いだ柔軟な対応
示談成立から復帰に向けた動きのなかで
女性Aの退職に至る思い
「なにも知らない前提」で見送った港社長
第2章 なぜ組織は「集団浅慮」に陥るのか
フジテレビ問題から見えてくるふたつの論点
『一九八四年』と二重思考
集団浅慮とはなにか
凝集性の高さがもたらす同調圧力
なぜ日本企業は「ムラ化」するのか
集団は「熟慮」を嫌う
集団浅慮と「集団への過大評価」
集団浅慮と「思考の閉鎖性」
集団浅慮と「全会一致への圧力」
なぜフジテレビ問題は「集団浅慮」と言えるのか
「同質性の高い壮年男性」の衝撃
集団凝集性と「オールドボーイズクラブ」の関係
日本的な「空気」と集団浅慮
フジテレビに足りなかったもの
第3章 ダイバーシティと集団浅慮
多様性を「同質性」の対義語として考える
「オレたちに染まり、オレたちと同じように働け」
「女性らしい感性」を活かした仕事とは?
違いを受け入れるのではなく「学ぶ」こと
多様性を理想論に終わらせないために
この案について「女性として」どう思いますか?
逸脱者が「少数派」に変わる瞬間
団塊ジュニアもまた「同質性の高い壮年男性」である
忘れられない女性経営者のひと言
第4章 あなたには「尊重される権利」がある
人権意識よりも大切な「人権知識」
「ビジネスと⼈権」とはなにか?
人権にまつわる世代間ギャップとは?
なぜ「差別はいけない」に効果がないのか
たったひとつの原則 ── あなたには「尊重される権利」がある
フジテレビはどのように人権を侵害したのか
第三者委員会が「性暴力」を認めた理由
性暴力はなぜ「暴力」なのか
集団浅慮をほどく旅路の先に
おわりに
参考/引用文献
公表資料


