東京MXで月一回日曜日に放送される30分番組、
「寺島実郎の世界を知る力」を毎回見ている。
https://s.mxtv.jp/variety/sekaiwoshiruchikara/
多摩大学学長で評論家の寺島実郎が、世界の政治・経済を鋭く斬る
サンスター提供の番組で、現政府に対する忖度は一切ない。
忌憚のない論評が繰り広げられる。
以前はもう一週、著名人たちとのインタビューもあったのだが、
それはなくなってしまった、、
もとは三井物産で海外を渡り歩き、そこで得た知見をもとに今がある、
素敵な経歴の持ち主。

そんな彼が、様々な本に寄せたコラムを集めたのがこの本。
正直言って難解。
頭に入りきらない。
世界が広すぎる。

その中で印象に残ったのは、、、

写楽、北斎が世界で認められ日本に逆輸入されたこと
もとは日本の陶器を守る包み紙が北斎の絵だったものを
ヨーロッパの画家が発見して「すごい!」となったとか

宗教改革は印刷機が大きな役割を持つとか、、
あ、チ。でも取り上げられてた!
地動説に関する本が印刷によって広まった、
というくだりがあった。それな!

ドイツ人はオランダ人に扮して出島にのりこんだとか、、

知見が集まってる。
私が消化しきれない。

 

はじめに――「近代とは何か」という問いかけ

Ⅰ 近代の基点としての一七世紀オランダ――その世界へのインパクト
 1 ピョートル大帝のオランダでの船大工体験
 2 日蘭関係の原点、リーフデ号の漂着とは何か
 3 アメリカに埋め込まれたオランダのDNA
 4 なぜオランダは近代の揺籃器となったのか
 5 ドン・キホーテの時代だったスペイン
 6 ポルトガルが先行した大航海時代と天正遣欧使節
 7 日本の大航海時代1――御朱印船貿易から鎖国へ
 8 日本の大航海時2――鎖国とは中国からの自立でもあった
 9 台湾をオランダが支配していた時代
 10 宗教改革が突き動かしたもの
 11 「東インド会社」という装置
 12 フェルメールが生きた時代
 13 レンブラントとユダヤ
 14 近代への嚆矢としてのデカルトとスピノザ

Ⅱ 江戸期日本と世界――西欧との出会いと中国からの自立過程
 1 モンタヌスとケンペルの『日本誌』
 2 石見銀山と銀の地政学
 3 キリスト教の伝来と禁制
 4 それからのキリシタン
 5 オランダ商館長の江戸参府のインパクト
 6 「オランダ風説書」と江戸期日本の世界認識
 7 朝鮮通信使にみる江戸期の日・朝鮮関係
 8 「国交なき交易」としての江戸期の日中関係
 9 多摩の地域史が世界史に繫がる瞬間
 10 東洲斎写楽はオランダ人か?――浮世絵再考
 11 新井白石と荻生徂徠――時代と正対した二人の儒学者
 12 本居宣長とやまとごころ
 13 「蘭学」の再考察と杉田玄白なる存在
 14 江戸期の琉球国と東アジア、そして沖縄の今
 15 蘭学の発展とシーボルト事件の背景
 16 世界を見た漂流民の衝撃――『韃靼漂流記』から『環海異聞』
 17 アメリカとの出会いとその意味

Ⅲ 欧州のパラダイム・シフト――近代を考える視界の拡大
 1 英蘭関係の複雑な位相1――ピューリタン革命まで
 2 英蘭関係の複雑な位相2――王政復古から名誉革命 英国史に埋め込まれた経験知
 3 欧州における一七世紀フランス――ルイ一四世・絶対王政がもたらしたもの
 4 ドイツ史の深層とオランダとの交錯
 5 プロイセン主導の統合ドイツに幻惑された明治期日本
 6 一七世紀世界の相関を映し出す「青い眼のサムライ」――三浦按針という存在
 7 科学革命における「コスモスの崩壊」とは何か
 8 科学革命の影としての魔女狩り
 9 人間機械論の変遷――デカルトからAIまで

Ⅳ 中東・アジアへの視界――イスラムの世界化と帝国の興隆
 1 イスラムの世界化とアジア、そして日本
 2 オスマン帝国という視角からの世界史
 3 オスマン帝国の後門の狼、サファヴィー朝ペルシャ
 4 鄭和の大航海と東アジアの近世
 5 インド史の深層
 6 東南アジアの基層と西欧の進出――バタビア経由のオランダを見つめた江戸期日本
 7 モンゴルという衝撃――十字軍と蒙古襲来
 8 ロシア史における「タタールの軛」とプーチンに至る影
 9 大中華圏とモンゴル、その世界史へのインパクト

 おわりに――「近代の超克」への新たな視界