ディープステート、Qアノン、トランプ大統領、、、
世の中陰謀論だらけになっている。
私も半ば信じているが、ザイム真理教もある部分は陰謀論か。この本の主旨とは違うが。

この本は、陰謀論が情報戦、認知戦に利用されていることを緻密に説明する本になっている。
記憶に新しいのはロシアのウクライナ侵略。
ここで認知戦がロシア、アメリカの間で繰り広げられた。
アメリカはロシアの侵略の意図を事前に察知し、なんとかそれを辞めさせるべく動くが、
ロシアは「そういう事実はない、あくまで軍事演習、すでに撤退」と言ってくる。
それをアメリカは今までしてこなかった、軍事情報を公開すること
世界に「デマに惑わされるな」と機先を制した。写真は解像度を下げて。
こうした戦いが様々あると教えてくれる。

これだけ情報が飛び交う時代に、陰謀論に乗らないためにはどうしたらいいか。
情報戦、認知戦に打ち勝つにはどうしたらいいか。
学ぶことしかない。
ますます情報過多になりそうだが、脳みそを使って、乗り越えるしかない。
そもそも人間の脳は怠けたがるので、もっともらしいナラティブがあると、
それを事実と思ってしまうらしい。
そうならないようにするには、ナラティブが正しいかどうか見極める知識が必要。
要は頭を使い続けるしかないのだ。

・・といいながら、私も先ほどのザイム真理教ではないが、
日本のこの膠着した政治状況には陰謀論的なものを感じざるを得ない。
アメリカのディープステートではないが、
何か日本の政治を動かす黒幕集団がいるのではないか、と思ってしまう。
そうでなければ女性天皇も選択的夫婦別姓も進められそうなものだ
国民の多数が賛成しながら実現しないのには、
何かそれを阻止する勢力がいるから。
最近はあまり聞かないが「日本会議」がそれなのか、
それともザイム真理教ではないが官僚と自民党の一部にそうした組織があるのか、、、
と思ってしまう。
いかにも陰謀論的だが。
2026の選挙でも勢力を伸ばしそうな参政党も陰謀論ぎりぎりを攻めていて、
若者がそれに乗っている。
「外国人問題」もある部分陰謀論だろう。目くらましのための。
根本的な問題は違うところにあるのに。

考え続けるしかない。

 


第1章 陰謀論に揺れたアメリカ大統領選挙
第2章 認知領域の戦いにおける陰謀論の脅威
第3章 ロシアと中国の認知戦戦略
第4章 戦場となる日本の情報空