エイトさん。今や統一教会取材の第一人者。
メディアに登場した当初はその風貌もあって胡散臭いイメージがあったけれど。
そんな彼は今や取材元のNGリストに名を連ねるほど、重要な存在になった。
そんな彼の取材方針、方法を綴ったのがこの新書。
彼の話はよく見聞きしているので知っている話が多かったが、
子宮頸がんワクチンに対する取材については知らなかった。
このワクチン、副反応がメディアに取り上げられ、受診率が減ってしまい、
それがかえって多くの女性の命を奪うことになった、という。
ワクチンは難しい。
確かに副反応で重篤な症状になる人は出る。その確率は相当低いわけだが、
当人にとってはゼロか1。それをメディアが大きく取り上げてしまうと、
対象者はひるみ、うたず、かえってそれでり患してしまう、その確率のほうが高い。
統計というのは難しいものだ。
そのあたりをエイトさんはしっかり書いていた。
統一教会にまつわる選挙取材でも、関係者とのコミュニケーションを大事にする。
エイトさんの姿勢に賛同するものである。

第一章 独自の取材手法
第二章 選挙取材と影響力
第三章 カルトと政界の関係を追及
第四章 もうひとつの命題
第五章 メディア出演とトラブルへの対処
第六章 会見取材
第七章 ジャーナリズムとは

