大著。500ページ以上ある。そのうち注釈が100ページ近く。

アメリカを中心として、ヨーロッパ、中東、アジア、世界中の政治の歴史を追いかけている。
要するに、石油。エネルギー。
これが政治を動かす。

思えば、、、日本が大東亜戦争に突入したのもアメリカが日中戦争に怒り石油をくれなくなったから。
今の自民政府が原子力にこだわるのも、原爆を持ちたい、というのもあるかもしれないが、
石油資源小国の悲哀から、といえる。
それくらい、石油は、エネルギーは重要なのだ。
これなくしては電気も作れず、生成AIはおろか、経済基盤を失ってしまうわけで。

石油、エネルギーをめぐる争い、、、
そう考えると今のウクライナ、ガザはエネルギー利権とは直接は関係ないようだが、
いつ火を噴くかわからない、ってことか。
シェールオイルもどうなっていることやら。

太陽光発電の材料のレアアースを中国が独占的に持っている、というのも不気味。

生成AIの進化で人々は働く必要がなくなり、ベーシックインカムで幸せに暮らす、、、
なんてのもエネルギーが充足されていればの話。

夢の核融合はいつ実現するのやら。
原子力発電は放射線の不安がありすぎる。
ロシアのように戦術核と言ったり、原発施設攻撃、なんてことを本当にやってしまったら、
地球はおしまいだよ。ヒロシマナガサキを知ってもらわにゃ。。

正直本の内容はあまり頭に残らなかったので、
この本の骨子といえるエネルギーにかこつけて持論を述べてみました。 

内容は東洋経済のHPに詳しいしね
https://str.toyokeizai.net/books/9784492444863/

 

ペーパーバック版への序文
序論
<第Ⅰ部 地政学>
第1章 石油の時代が始まる
第2章 アメリカに石油供給の保証は望めない
第3章 生まれ変わるユーラシア

<第Ⅱ部 経済>
第4章 ドルはわれわれの通貨だが、それはあなた方の問題だ
第5章 メイド・イン・チャイナにはドルが必要
第6章 ここはもうカンザスじゃない

<第Ⅲ部  民主主義政治>
第7章 民主主義の時代 
第8章 民主主義的租税国家の盛衰 
第9章 改革の行方

結論 変われば変わるほど

追記 2022年以後――戦争

訳者あとがき
<日本語版解説>
エネルギーを軸に回転する世界(中野剛志)