シンシア・コヴィー・ハラー

私の人生のバイブルの1つである「7つの習慣」著者による最後の作品、とある。

(もうひとつは「思考は現実化する」)
コヴィー博士の急死で、娘であるシンシアさんが完成させ、世に出したもの。
クレッシェンドとは、音楽の < のような記号。いろんなことがあっても

それを乗り越えて、前向きに、拡大していこう、
というような意味か。
そうした事例、美談、が、ごまんと紹介される。
ビル・ゲイツ、マンデラ大統領、ジョン・レノン、ルーズベルト大統領、

ヴィクトール・フランクル、無名の人たち

その逸話の一つ一つには心動かされ、自分もかくありたい!

と勇気づけられるものが多々あり、それはそれで価値があった。

ただ、、その多くは既に他から情報を得ている知っている情報であったりもした。
そうしたものがこれでもかこれでもかと紹介されると、いささか食傷気味になる。

それにテーマはひたすら一つ。
歳をとろうが事故に遭おうか障碍者になろうが、

世の中の役に立てる、喜びを得られる。
後ろ向きにならず、前を向いて、ひとのために生きよう。

これ以外ない。
ま、実際そうなんだろうけど。
繰り返すけどちょっと食傷気味。
もう少しメリハリというか論理だてというか、徐々にわかってくる

みたいなものが欲しかった。
まあそれは「7つの習慣」という素晴らしいコンテンツが後ろにあるのが

わかっているゆえか。

まずは美談を読んで心が洗われたことで良しとしようか。

 

第1部 中年期の苦悩(人生はミッションであって、キャリアではない;奉仕することを愛する)
第2部 成功の頂点(人はモノよりも大切;リーダーシップとは他者の価値と可能性を本人に伝えること ほか)
第3部 人生を一変させる苦難(ディミヌエンドではなくクレッシェンドの生き方を選択する;自分の「なぜ」を見つける)
第4部 人生の後半戦(勢いを落とすな!;有意義な思い出をつくる ほか)
第5部 結び(クレッシェンドに生きるわが家の旅;ブライドル・アップ・ホープ:レイチェル・コヴィー財団)