9.11、コロナショック、地球温暖化、マイナンバー?

世界を震撼させる出来事に乗じて、しれっと自分たちが通したい法律を通して、
お友達だけが優遇される世界を作る政府。
9.11のアメリカの成功がすべてで、世界中がそれをまねるようになった。

確かに日本の現状はまさにそれ。政府、大企業、お友達だけが利益を得る。
一般庶民には目もむけない。
そういえばひとつ前に読んだマンションの本もそういう意味合いだった。
高いほど売れるマンション。住む人のことなど考えていない。
利益が出ればいい、、、

私が困ってしまうのは、その根源的な考え方をしているのが、
ミルトン・フリードマンだ、と言い切っているところだ。

私にとってのフリードマン教授は「選択の自由」
頭の悪い官僚にものを決めさせるのではなく、経済原理によって、
いわば神の見えざる手によって、経済は最適解に回る。

そう信じているのだが、いわゆる「新自由主義」悪の権化のように語られる。
ここは納得いかないのだが、、

ただ、今先進各国、いや、途上国もか、で起こっていることはまさに、
トップだけ利益をむさぼり、国民は置いてけぼり、の世界だ。
五輪も万博も同じこと。
それより夏休みの食事にもことかく子供たちを救え、だ。

とにかく政権交代で一度膿を出さないといけない。
そういう時期だ。


序章 9.11と3.11――私のショック・ドクトリン
第1章 マイナンバーという国民監視テク
第2章 命につけられる値札――コロナショック・ドクトリン
第3章 脱炭素ユートピアの先にあるディストピア