読みやすい!
何が読みやすいかといえば、1章が短いことだ。
上巻だけで51章。462ページで。つまり平均すれば1章10ページない。
これだけ毀誉褒貶の激しいイーロン・マスク。
激しく生きた人間を語るには、これくらい切り分けてもらうとちょうどいい。

本の内容は、南アで生まれたイーロン・マスクの生い立ちから、
ペイパル、スペースX、テスラと次々に開発し会社を興して行く様を描いている。
アスペルガーらしい行動を織り交ぜながら。

なにかをしでかすには普通じゃダメなんだなあ、と改めて思う。
日本はみな普通になってしまった。偏差値エリート養成。
地頭のいい地方のばか、はいなくなってしまった。
アメリカは、、といってもマスクはアメリカ人じゃない。
GAFAMの創設者で純粋なアメリカ人、っているのかな。
というかそもそもアメリカ人、って何だ、ということか。
ダイバーシティだ。

天才のそばにいる人たちが偉いんだな。
彼の考えを活かして形にするからきちんと物が出来上がった。
そうじゃなきゃただのほら吹きだ。

しかし、、、テスラも完成したというのにまだ半分残っている。
twitterにも踏み込むのかな?

楽しみだ。

 

目次は公式にはなかったが、
https://note.com/mokujira/n/n68b2a3110852
にあったので引用させていただく。

序章 火の女神炎のミューズ
遊び場
苦しみが原点
第1章 冒険者の系譜
ジョシュアとウィニフレッド
エロール・マスク
両親の結婚
第2章 マスク自身の心 プレトリア(1970年代)
ひとり寂しく我を張る
両親の離婚
第3章 父との暮らし プレトリア(1980年代)
引っ越し
いとこ軍団
小中高時代
第4章 探求者 プレトリア(1980年代)
存在の危機
『ヒッチハイク・ガイド』
『ブラスター』
第5章 脱出速度南アフリカを出る(1989年)
ジキルとハイド
片道切符
第6章 カナダ(1989年)
移民
メイとトスカ
第7章 クイーンズ大学 オンタリオ州 キングストン(1990〜1991年)
労使関係
戦略ゲーム
銀行でアルバイト
第8章 ペンシルバニア大学 フィラデルフィア(1992〜1994年)
物理学
パリピ・マスク
第9章 西へ シリコンバレー(1994〜1995年)
夏のインターン
道の王
インターネットの波
第10章 Zip2 パロアルト(1995〜1999年)
地図クエスト
本気
ミリオネア
第11章 ジャスティン パロアルト(1990年代)
恋愛のどたばた
結婚
第12章 Xドットコム パロアルト(1999〜2000年)
オールインワンの銀行
マックス・レブチンとピーター・ティール
ペイパル
レブチンとの腕相撲
第13章 クーデター ペイパル(2000年9月)
ストリートファイト
リスクを追い求める
マラリア
第14章 火星 スペースX(2001年)
飛ぶ
赤い惑星
なぜ?
ロサンゼルス
第15章 ロケット開発に乗りだす スペースX(2002年)
ロシア
第一原理
スペースX
第16章 父と息子 ロサンゼルス(2002年)
赤ん坊ネバダ
エロール来訪
第17章 回転を上げる スペースX(2002年)
トム・ミューラー
点火
第18章 ロケット建造のマスク流ルール スペースX(2002〜2003年)
コストは必ず問い直せ
気が狂いそうな切迫感をもて
失敗して学べ
なんとかしろ
第19章 マスク、ワシントンへ行く スペースX(2003年)
グウィン・ショットウェル
NASAを口説く
固定価格契約
第20章 創業者そろい踏み テスラ(2003〜2004年)
JBストラウベル
マーティン・エバーハード
マスク会長
第21章 ロードスター テスラ(2004〜2006年)
部品を組み上げる
だれの会社か
設計判断
資金のさらなる調達
成果のクレジット
発表
第22章 クワジュ スペースX(2005〜2006年)
八方ふさがり
楽園のこちら側
第23章 ツーストライク クワジュ(2007年)
打ち上げの初トライ
2回目のトライ
第24章 SWATチーム テスラ(2006〜2008年)
ロードスターの原価
アントニオ・グラシアス
ティム・ワトキンス
サプライチェーンの問題
第25章 ハンドルを握る テスラ(2007〜2008年)
エバーハードの追放
マイケル・マークスとくそ野郎問題
第26章 離婚(2008年)
第27章 タルラ(2008年)
第28章 スリーストライク クワジュ(2008年8月3日)
第29章 崖っぷち テスラ、スペースX(2008年)
第30章 4回目の打ち上げ クワジュ(2008年8〜9月)
ファウンダーズ救助隊
大ピンチ
「四度目の正直」
NASAを愛してる
第31章 テスラを救う(2008年12月)
テスラの資金調達(2008年12月)
政府融資とダイムラーの資本参加
第32章 モデルS テスラ(2009年)
ヘンリック・フィスカー
フランツ・フォン・ホルツハウゼン
バッテリーパック
親しみやすいデザイン
第33章 民間による宇宙開発 スペースX(2009〜2010年)
ファルコン9、ドラゴン、第4発射台
オバマ、スペースXを訪問
第34章 ファルコン9、リフトオフ ケープカナベラル(2010年)
軌道へ
そして、帰還
第35章 タルラと結婚(2010年9月)
「つらい道でもかまわない」
オリエント急行
第36章 生産 テスラ(2010〜2013年)
フリーモント
生産の質
ネバダ州のバッテリーギガファクトリー
第37章 マスクとベゾス スペースX(2013〜2014年)
ジェフ・ベゾス
第39A発射台
再利用可能なロケット
第38章 ファルコン、鷹匠に従う スペースX(2014〜2015年)
グラスホッパー
「我らがファルコンは舞い降りた」
第39章 タルラのジェットコースター(2012〜2016年)
第40章 人工知能 OpenAI(2012〜2015年)
第41章 オートパイロットの導入 テスラ(2014〜2016年)
レーダー
事故
かけ声倒れ
第42章 ソーラー テスラエナジー(2004〜2016年)
バーニングマン
ソーラーシティの買収
「ゴミだ」
第43章 ザ・ボーリング・カンパニー(2016年)
第44章 苦難の人間関係(2016〜2017年)
トランプ
アンバー・ハード
エロールとジャナ
第45章 闇に沈む(2017年)
双極性障害なのですか?
「ようこそ生産地獄へ!」
ギガネバダの地獄
人動化
第46章 フリーモント工場の地獄 テスラ(2018年)
空売り筋
赤ランプに突貫
ロボット撤去
テント
誕生日
アルゴリズム
第47章 オープンループ警報(2018年)
ペド野郎
株式非公開化
第48章 落下(2018年)
「大丈夫ですか?」
ジョー・ローガン・ショー
火炎放射器
キンバルと仲たがい
JBストラウベルが去る
第49章 グライムス(2018年)
EM+CB
ラップバトル
色違いのマスク
第50章 上海 テスラ(2015〜2019年)
第51章 サイバートラック テスラ(2018〜2019年)
鋼鉄
「がまんしないで」