日本の未来を明るくする本。
スタートアップはなかなか厳しい。東京に集中する。
アトツギベンチャーなら、基盤はある、全国にある。
中小企業の3割がアトツギで元気になったら、ニッポンは変わる!

ただそのためには注意しなくてはいけないことがいくつかある。
何も知らずに社長になるのは危険。
まずは一兵卒の立場から会社のことを知っておいた方がいい。
本業でまともに勝負しても、結果がよくても悪くても親と比較される。
関連する事業を新しく立ち上げ、小さな成功をするのがいい。
DX、広報も引き受けるといい。ほとんどの中小企業がやってない。
アトツギについて明文化しておいた方がいい。
(実例がそのまま掲載されているが、これは迫力があった。)

起業より、ある意味難しく、ある意味やさしいアトツギ。
ここに目をつけるとは、この著者、やるなあ

 

 

 

1章 家業に入る前後のマインドセット
2章 家業を知る。自分を知る。
3章 家業で新しいビジネスを創る
4章 アトツギを取り巻く人々
5章 社長になるまでのファイナンス対策
データ編

対談:
早稲田大学教授・入山章栄氏×山野千枝
同族企業のアトツギは「知の探索」が不可欠

コテンラジオ・深井龍之介氏×山野千枝
アトツギは歴史に何を学ぶべきか

レオス・キャピタルワークス会長兼社長・藤野英人氏×山野千枝
地元を勝ち抜く腕力ないアトツギは次に進めない