ちょっと前の本だが、タイトルに興味を持ち読んでみた。
確かに人にものを頼むのは敷居が高い。
それをどう科学的に分析するのか!

まとめをさらに主観でつまみ食いすると

・人に助けを求めることには社会的痛みがある。
・相手が助けてくれる可能性を過小評価する
・逆に頼まれたときNoと答えるのは苦痛。
 一度目断っても二度目はYesと答える確率が上がる
・一度Yesといった相手にはNoと答えにくくなる
・人は助けた相手に好意を抱く
・助けると世の中を良い場所と思える 心理的メリットがある
・でも、助けるのを「強いられている」と感じるとメリットは消える
・罠にはめられるように感じると親身に助けようとしなくなる
・返報性により、コントロールされているという意識を持ち、
 助けられると貸しを作ったと感じてしまう
・人は注意を向けてくれない。助けが必要な時は気づかせるよう
・本島に助けを求めているとわからないと躊躇する
・不特定多数でなく、自分にという責任感を抱かせる
・できる範囲で
・助けを求めるときは「仲間意識」「自尊心」「有効性」の
 3つの人を動かす力を用いて適切な頼み方をすること
・集団への帰属意識
・善い人間 親切な人になりなさい ×親切なことをしなさい
・人は自分が助けたことが変化を起こしたという手ごたえを得たい

もっともだ。
うなづける。

こういうことを意識して、人とやり取りをしていこう。

 

第1部
なぜ、頼み事をするのは難しいのか

第1章
誰かに何かを頼むのを気まずく感じる理由

第2章
なぜ〝頼んでも断られるだろう〟と思うのか

第3章
〝頼み事をしたら嫌がられるかもしれない〟
という誤解


第2部
良い頼み方、ダメな頼み方
 
第4章
〝助けを求めること〟が抱える矛盾

第5章 
必要な助けを得るための四つのステップ

第6章
こんな頼み方をしてはいけない

 
第3部
人を動かす3つの力

第7章
「仲間意識」を活用する

第8章
「自尊心」を刺激する

第9章
「有効性」を感じさせる