以前読んだやりたいことの見つけ方の著者の本。
相変わらず頭を整理しやすい本を書いている。
今回は「才能」がテーマ。

前著と共通しているのは、
自分が楽に簡単に当たり前にできることが才能で、
これで人の役に立てばいい仕事が出来る、お金にもなる、
ということ。
長所を伸ばしながら短所をカバーする。
どちらかではダメ。短所カバーが先でもダメ。

・・・ここを読んでいて、はて、部下の長所は?
と悩んでしまう。
ようやく短所を封じ込めるのでなくしくみでカバーする方向で
進みつつあるが、肝心の長所は???
これからの課題だ

話がそれた。
問題は才能の見つけ方。
この本にその方法論は書かれている。
LINEでデータもダウンロードできるようになっている。
まだ試していないが。
はて、これで見つかる人はどれだけいるのか。
腰を据えてじっくり取り掛からないといけない。
才能を見つけ、人生を変えるのだから、
それくらい本腰入れてやるべきだろうが、
どれだけの人がここから見いだせるのか。
それこそ部下で試してみようか。
彼にとってもプラスだろう。

ということでこの本の真の評価はその結果待ちになる。
だが少なくともここに至る理論構成は素晴らしいと思う。

 



1 なぜ、才能に気づける人と気づけない人がいるのか?

(見つけ方を学んだことがないから、才能が見つからない;
 才能を見つけると、生き方が180度変わってしまう ほか)

2 学ぶと世界の見え方が一変する「才能の公式」

(公式を知らないまま、才能について考えてはいけない;
 「なんでできないの?」と思ったら才能を見つけるチャンス ほか)

3 自分の中に眠る宝物を掘り起こす「才能を見つける技術」

(「自分には才能がない」。その考えは間違っている;
 「これが私の才能だ!」と揺るがない自信を持つには? ほか)

4 あなたらしく輝けるようになる「才能を活かす技術」

(「自分を受け入れられた」で満足してはいけない;
 グングン前に進む人が実践している「ヨットの法則」 ほか)

5 誰も真似のできない強みを手に入れる「才能を育てる技術」

(あなたはまだ自分の可能性の10%しかつかっていない;
 仕事とは「当たり前」と「ありがとう」の交換 ほか)

巻末4大特典