ワールドカップイヤーのリーグワン、
祭りの後の寂しさよ、になるかと思いきや、
スタジアムの観客は増え、
試合は間違いなくパワーアップしている!

これをもたらしたのは間違いなくワールドカップの余波。
あの熱戦の熱さが、観客を呼び込んだ。
そして、ワールドカップの主役たちが、
リーグワンで大活躍している。

決勝戦メンバーの多くがいまリーグワンでプレーをしている。
それも全力で。
彼らの存在が、今シーズンのチーム力に大きく影響している。

ということで、3節を終わって力関係が見えてきたので、
プレーオフをにらんだ予想をしてみたい。
チーム名は基本地域とする。被るところは昔の名前で。
()内は決勝戦参加メンバー

■ディビジョン1

①プレーオフ当確

埼玉(南ア デアレンデ)
東芝(NZ フリゼル、モウンガ)
神戸(NZ レタリック、サヴェア)

②プレーオフ有力

サントリー(NZサム・ケイン 南アコルビ)
船橋東京ベイ(NZディン・コールズ)
トヨタ(NZアーロン・スミス ボーデン・バレット)
静岡(南ア クワッガ・スミス)
横浜(南ア デクラーク、クリエル)

③入れ替え戦の可能性あり

リコー
相模原

④入れ替え戦必至

花園
三重(南ア モスタート)

【寸評】
東芝と神戸は間違いなく戦力アップした。特に東芝。モウンガは凄い。
3節の東芝神戸戦は、スーパーラグビーを観ているようだった。

フリゼル、サヴェア、レタリックも動きまくっていた。あ、原田もよかった。


しかしそうした中でも、埼玉の安定感は群を抜いている。
新戦力は加わっていないが、従来のチームに磨きがかかっている。
堀江、内田のラストイヤー。頂点に一番近いのはこのチームだろう。

 

サム・ケインはまだ本領発揮、とはいかない。コルビは爆発。

しかしサントリー全体としてはなんだかいまいち。山本は頑張ってるが。

マークス負傷で入ったディン・コールズもこれから。

船橋も昨年のようなチーム一丸という気がしない。

トヨタはアーロン・スミスは全開。ボーデン・バレットはぼちぼち。

案外生き残るのはクワッガ・スミスの静岡だったりするかも。家村もいい。

■ディビジョン2

①ディビジョン1との入れ替え戦の可能性大 浦安、東葛、愛知
②ディビジョン3との入れ替え戦の可能性大 大阪、九州、釜石
 ・・・もっとも、新規参入が3チームになれば、D2は8チームになり、
D3との入れ替え戦は1チームだけになる。

【寸評】
浦安、東葛が頭抜けるかと思ったがさにあらず。愛知の充実が目立つ。
九州、釜石は苦しい。九州は100トライ目前の山田を活かさないと。

■ディビジョン3

【寸評】
日野以外はドングリ、と見た。江東、広島、昭島、中国。
新規3チームなら日野は自動昇格。



と、書いたもののまだ3節。
選手の負傷、アーリーエントリー等新戦力次第如何でいかようにも変わる。

エディは代表メンバーを相当入れ替えるらしい。リーグワンでの活躍が選考のポイントになろう。

超速ラグビーにかなう選手。

ワクワクする。