ラブスカフニの一発退場があり14人での試合を強いられたとはいえ、
世界ランキング10位、スーパーラグビーで鍛えられたフィジーに対し、
まったく試合にならなかった。
一言で言えば司令塔不在。
足を引きずって走る松田にはパス、キック、ラン、全く光るものがなかった。
代わった李は、無難ではあったが武器になるものもなし。
後半中村が12のポジションに入ってからバックスの展開がスムーズになったことでわかるように、
司令塔の役割は大きいのだ。
そもそも今のジャパン、バックスをまとめる役目の選手がいない。
長田の成長は頼もしいが、まだ周囲を活かすようなプレーはできない。ライリーしかり。
四年前、松島と福岡が光ったのは、10田村、12中村、13ラファエレのアシストあってこそ。
特にラファエレはことごとく二人の得点に絡んでいた。
八年前は、10小野と12立川。13マレ・サウは切込み役だったが。
要するに12は第二スタンドオフでないと。これは世界共通。
その意味で12は中村で固定したい。
しかし、長田、ライリーも捨てがたい。
となると11長田12中村13ライリー14松島が見えてくる。
10と15がいない。
ロングキッカー山中はディフェンスが不安。使いたくない。
現在選ばれているメンバーにはいない。
10田村、15山沢。
これが来れば世界で通用するバックスになる。
二人はドロップゴールという武器も持っている。
山沢はXファクターとして、一人でチャンスを切り開く力がある。
使わない手はない。
9は流。

厳しい合宿に出ていない田村、山沢を使うのは不公平だ!という声も選手から上がりそうだが、
厳しすぎる合宿でけが人続出なのではないか。
もしかしたら壊れるのを避けるため、代表を辞退した可能性もある。
世界でそんな練習をするチームはない。選手を壊して何が練習か。
温存していた二人を使うのがいい。

・・・というか、現状のままで選手を選んでいたら、1勝3敗以外の未来が見えないのだ。
なぜかジェイミーも選手も強気な言葉を言っているが、
スポーツ選手はそういうもの。
どう見てもこの1勝4敗はお粗末だった。いや、ここ数年の日本代表は芯がなかった。

田村を軸にするのが最後の功名、と思う次第だ。