上巻を読んでからだいぶたっての下巻になってしまったが、一気に読んだ。
上巻を読んだ段階で結末は予想できた。
そりゃそうだ。バブルがはじけたことは誰でも知っているのだから。
バブルに乗って、それも怪しい関係をつくりながらのし上がった証券マンが
うまく行くわけはない。
ただ、彼を取り巻く女性たちは何とかなるのでは、と希望を持っていた。
奥さんはともかく、地味で堅実だった友人は。
しかしそれを許さないのが桐野さんだった。
この二人がタイトルだったとは、、、それもちっともきれいじゃない、、、
人間の欲というか、業というか、いやな部分をとことんあぶりだす桐野さん。
読んでいてつらくなるが、それでも読みたくなってしまうのだから、困ったものだ。

