華僑、ユニオンジャック、ユダヤ。

世界中にネットワークを張り巡らせる中華民族、大英帝国、ユダヤ民族。

寺島さんの三部作の最後がこの本。

 

ユダヤの歴史、イスラエルの歴史にページが割かれる。

あまり頭に入らなかったが、ロスチャイルドの五本の矢の話は面白い。

ユダヤの国際政治学者、キッシンジャーとブレジンスキー。

そして21世紀の経済に影響を及ぼすイスラエル。沈む日本。

ひところはJJ(ユダヤとジャパン)などと言われた経済発展国だったようだが、

今の日本の体たらく、、、

 

ユダヤの大河の話と思ったが、最後は自国の現状を思い知らされた

 

 

はじめに ウクライナ危機を考える視界としてのユダヤ・ネットワーク
序章 ユダヤへの基本考察―ユダヤを考える知のプラットフォーム
第1章 ユダヤとの出会い―1975年という年
第2章 アメリカとユダヤ―分断をもたらしたキリスト教シオニズムへの視界
第3章 欧州のユダヤ人―ロスチャイルド、ホロコースト、そして日本との微妙な関係
第4章 ロシア・ウクライナと東方ユダヤ人―キッシンジャー、ブレジンスキーに至るつながり
第5章 21世紀のイスラエル―したたかな同盟国として、技術先進国として
終章 ユダヤ人と日本人、そして21世紀の資本主義とユダヤ