子供時代に親の離婚に遭い、居場所がなく、一時は登校ができなかった著者が 高校時代の先生に救われ、一浪して慶應義塾大学に入学し、 自分と同じ環境の少年少女のために「あなたのいばしょ」という 24時間対応の相談窓口を設け、さらに、日本に「孤独大臣」を誕生させる、 という、23歳の青年が自己の体験をもとに素晴らしい社会貢献を進めていることを表した新書。 彼は学校時代の先生に救われたが、救われぬまま自ら命を落としたり、 社会から隠れるように生きる子供たちがいるという現実。 イギリスではなくなってしまった孤独大臣が日本にいる、というのは誇らしいが、 それだけではダメで、具体的にそうした子を国は救う義務がある。 そもそも相対的貧困の子が7人に1人とか、、 それでいて空き家は1000万戸、捨てられる食べ物は世界の上位、、 歯車が狂った日本。 そこにきて明治時代の家庭が理想、なんてのたまっているのんきな議員もたくさんいるとか。 ヤングケアラーの話も含め、日本の子供は、子育てをする親は冷遇され過ぎている日本。 手を打たねば。
◆第1章 あなたのいばしょ設立までの経緯 ~著者自身の原体験~ ◆第2章 イギリスで定義された「望まない孤独」とは ◆第3章 増え続ける子どもの自殺相談 〜欠けた当事者目線〜 ◆第4章 懲罰的自己責任論で苦しむ人々 ◆第5章 匿名相談チャットデータで見る “死にたい人"の思考 ◆第6章 世界が注目する日本の孤独政策

