年が明け、中学入試の時期がやってきた。 千葉県では1月から、東京都は2月から、中学受験が始まる。 思い起こせば私も45年以上前に中学受験を体験。 この新書の対象の一つ、開成を2月1日に受験したのだった。 この学校を選んだ最大の理由は、近いから。家から30分ちょっとで通えた。 麻布や武蔵は選択肢になかった。 結果は撃沈。 当時はほとんど2月1日入試で、唯一?日程がずれていた中等部に望みを託し、合格。 開成受験時、同じ部屋にぜんそく餅がいて、試験に集中できなかった、 という思いがある。 中学に進んで、同じ部屋で受験した仲間が3人もいてびっくり。 もし開成に受かっていたら、人生変わったろうな。 というか、正直ちょっと自分に合わない。 麻布があっている気がする。というか、自分の入った学校と校風が似ている。 ということを感じさせる新書になっている。 OBや教師へのインタビューをもとに、各校を丸裸にしている。 これは受験を控えた親には参考になるだろう。 わが子にあう学校はどこか。 この3校を選べる子は相当の学力であるわけだが。 しかしこの学校の卒業生の相当数が東大に行き、 さらに官僚になっていることを思うと、 昨今の官僚のふるまいの酷さと この新書の内容のギャップに複雑な思い。 志を持って官僚になっても腐った組織の中でで腐るのか。 面白い本。受験家族にタイミングよく昨年11月に出ている。
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男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実 (文春新書)
990円
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序章 個性あふれる男子御三家(男子御三家とは 卒業生たちの母校愛 ほか) 第1章 麻布 プライドを持って自由を謳歌する(七〇年近く続く「東大トップ一〇」 卒業アルバムの妙 ほか) 第2章 開成 運動会で結束を強めるエリートたち(三八年連続「東京大学合格者数ナンバーワン」 それまでの「優秀さ」が無効になる瞬間 ほか) 第3章 武蔵 勉強を教えない「真の学び舎」(約一万名の卒業生たちは「我が道」を歩む 武蔵に入学したら ほか) 終章 男子校の潮流(忌避されがちな男子校 大学入試に強い男子校 ほか)

