現在の高校ラグビーは47都道府県から各1校出場が原則で、
そこに加えて北海道、東京、大阪2が加わり51校が出場している。

さて、各県の実態がどうなっているのか調べてみようと、
公益財団法人全国高等学校体育連盟のHPから、
平成30年度加盟登録状況(94KB)をダウンロードし、
ラグビーの校数を調べてみた。

http://www.zen-koutairen.com/f_regist.html

結果はこのコラムの一番下の通り。
予選参加チームとは一致しないかもしれない。
予選には合同チームというのもあるから。
ただまあ、各県の状況に近いものであるのは確か。

予選の状況はこちらが詳しい
http://www.highschool-rugby.com/

ここから読みとれることは、、、
島根は2校、、、予選=県決勝
福井が3校、
山形、香川、佐賀が4校。
ここらはいずれも初戦敗退。
5校の高知は22校の青森に初戦勝利している。

そして上位は
優勝大阪100、準優勝神奈川47、
ベスト4福岡44、千葉39
ベスト8大阪100、兵庫44、長崎23、奈良8!

奈良県は8校しかないのに、
しかも1校は合同チームで7チームの予選なのに
天理と御所実業が強い!

一概にチーム数が少ないから弱いとは言い切れない、
が、
全体的には校数が多い方が切磋琢磨され、
強いチームが生まれやすい。

校数の多い順では

27 大 阪	100
13 東 京	76
23 愛 知	57
11 埼 玉	52
14 神奈川	47
28 兵 庫	44
40 福 岡	44
12 千 葉	39


2019年のベスト8に6校いる。
予選決勝で敗れた学校も、
花園に出れば上位に行けそうな県がいくつもある。
ぱっと考えても大阪の東海大大阪仰星、同志社香里、
東京の久我山、目黒、神奈川の慶應義塾、東海大相模
福岡の筑紫あたり。

こういう学校には出場して欲しい。

ほんとうは片手に足りないような県は、
隣県と合体して1チーム出場としたいところだけれど、
各県のラグビー普及という意味で各県1校は既定のもの。
そうなると、来年の記念大会のように校数を増やすことになる。

65校なら、現状より14校多く、上記の学校の参加は可能だ。
奈良の御所も含め。

しかし64校。どうやって冬休みにおさめるのか。
開始をクリスマス直後にして期間を伸ばすか、
会場を4会場にしてさばくか、
あるいはその両方しかない。
一日おきの試合は選手の負荷が大きい。
特にベスト8以降のハードな試合では。
準決勝の流通経済大柏のキック多様、
決勝の桐蔭津田君のキックの精度が悪かったのは疲労だったか。
せめて中二日欲しいな。

1日準々決勝4日準決勝7日決勝。としてあげたい。

29日3回戦8試合 26日2回戦16試合 23,24日に1回戦32試合、、、
64校ってことはシードなしか。
なんか変な気もするが、開会式など簡略化して
早くから試合するのもいいかも。

2015の南ア戦を契機に高校生の実力が増した気がしたこの準々決勝以降。
来年もいい流れになってほしい。強豪校の参加増

         	校数
01 北海道	38
02 青 森	22
03 岩 手	20
04 宮 城	20
05 秋 田	9
06 山 形	4
07 福 島	12
08 茨 城	29
09 栃 木	8
10 群 馬	21
11 埼 玉	52
12 千 葉	39
13 東 京	76
14 神奈川	47
15 山 梨	11
16 新 潟	17
17 富 山	10
18 石 川	9
19 福 井	3
20 長 野	9
21 岐 阜	16
22 静 岡	13
23 愛 知	57
24 三 重	18
25 滋 賀	9
26 京 都	29
27 大 阪	100
28 兵 庫	44
29 奈 良	8
30 和歌山	10
31 鳥 取	7
32 島 根	2
33 岡 山	14
34 広 島	14
35 山 口	9
36 徳 島	12
37 香 川	4
38 愛 媛	15
39 高 知	5
40 福 岡	44
41 佐 賀	4
42 長 崎	23
43 熊 本	14
44 大 分	16
45 宮 崎	18
46 鹿児島	24
47 沖 縄	15
合計	1000