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財政破綻後 危機のシナリオ分析
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財政赤字がGDPの200%。 世界にも類を見ない状況。 国債を日銀が買い取れば問題ない、 財政均衡のため増税することが問題。 いやいやこのままいけばクラッシュしてハイパーインフレが来る。 いろんな説がかまびすしい。 クラッシュするのかどうか。 日銀はいつまで国債を買い続けるのか。 そもそも借金とは何か? 誰が誰に借金しているのか? 少なくともはっきりしていることは この本の177P 医療改革に関する国際会議での海外研究者の 「赤字国債に依存している日本の皆保険は持続性がない」 この言葉はずしんと来る。 日本が誇る国民皆保険、これが嘘っぱちであることは確か。 無駄な投薬、老人だらけの待合室。 それを支える赤字国債。 こんな金の使い方がいいわけがない。 でも一方、「財政再建のための消費税増税」も嘘っぱちだと思う。 増税したって財政再建などする気は毛頭ないはず。 財務省は自分が使える金を増やしたいだけ。 金は権力。 そんなもののために増税はさせたくない。 その一方で7人に1人が貧困。 子供食堂が必要な日本。 おかしい。 10億20億もらうゴーンさんがいる一方で、 年200万の収入もない人がたくさんいる。 それは実力だけではない。 運も大きい。 その運の部分を所得再分配すべき。 その機能はいまはない。 となるとベーシックインカムに脚光が当たろう。 財政破綻、、、 もしかするとクラッシュして、 ハイパーインフレになったほうが、 所得再分配になるのかもしれない。 老人夫婦より若い子育て夫婦だ。 自分がもはや後者の役割を終え、 前者になろうとしていても、 そう思う。 序章 なぜ破綻の「後」を考えるのか? 第1章 人口減少時代の政策決定 第2章 財政破綻時のトリアージ 第3章 日銀と政府の関係、出口戦略、日銀引き受けの影響 第4章 公的医療・介護・福祉は立て直せるか? 第5章 長期の財政再構築 第6章 経済成長と新しい社会契約 小黒一正(法政大学教授、財政・公共政策)、左三川郁子(日経センター主任研究員、金融政策論)、 小林庸平(三菱UFJリーサーチ&コンサルティング経済政策部主任研究員、公共経済学)、 佐藤主光(一橋大学教授、財政)、松山幸弘(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、社会保障)、 森田朗(津田塾大学教授、行政学)

