万引き、痴漢に続いて今度は少年犯罪。 たまたま同系列の本を読み続けている。 そしてその背景にも共通しているものがある。 「認知」ということばだ。 認知の対象は圧倒的に「被害者」ということになる。 相手のことを考えられない。 そういう人が増えているのかどうか、そうした統計的なことは これらの本では触れられていないが、 実感としては、 電車に乗っている人の大半がスマホのゲームに興じている姿を見ると、 増えている、あるいは今後増えるのではないか、 そんな風に感じられる。 赤子と一緒にいながらスマホに夢中のお母さんなど見ると、 未来が不安になる。 まあそれはこの本に書かれていることではない。 この本はむしろ、 虐待等が加速させた発達障害、認知能力の欠如を、 どういうトレーニングで回復させるか、 に主眼が置かれている。 認知能力の欠如した子供を学校に通わせても授業にならないのは当たり前。 先生が何を言っているのかがわからないのだから。 そもそも学校に活かせる前に、人間としての最低限の生きる力を持たせなくてはいけないはずだが、 いろんな家庭があり、親がいる。 その環境で育った子供は発達障害になるリスクが高くなる、、、 社会が救おうにも親が社会から子供を遮断したり、、、
でもそれは後天的なもので、そもそも40過ぎの男性の子供は統計的になりやすいとか、そういう科学的なこともわかってきたそうで。
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発達障害と少年犯罪 (新潮新書)
864円
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答えが見つからないなあ 目次 はじめに 第一章 猟奇殺人の背景にある発達障害 「心の闇」の正体/自閉症スペクトラム障害に着目する理由/続発する子どもによる殺人事件/少年犯罪は減少しているが/「発達障害=犯罪に直結」ではないものの/ある家庭裁判所調査官の提言/ある精神科医の告白 第二章 自閉症スペクトラム障害は、ここまで分かってきた 日本は児童精神医療の後進国/少年犯罪に占める発達障害の割合/自閉症スペクトラム障害の特徴/コレクションという特徴/感覚障害と知的機能のアンバランスさ/サヴァン症候群/海馬と扁桃体/ミラーニューロンの機能不全/発達障害発症のプロセス/発達障害の子どもによる犯罪の6類型 第三章 虐待が脳を破壊する 発達障害の特性が虐待を呼び込んでしまう/海馬、扁桃体、前頭前野に変調が生じる/脳の破壊が引き起こす発達障害/先天的な発達障害よりも深刻/犯罪を作動させる「虐待」というスイッチ/犯罪動機5つのパターン 第四章 矯正施設にいる少年たちは何を語ったか 医療少年院への取材依頼/少年法の厳罰化に歪みはないか/相手を傷つけることになるとは考えてもいなかった/言いつけた女の子を恨んでいる/ご飯ももらえなかったネグレクト被害者/お母さんが好きなことをやらせてくれない/思い通りにならないと暴れた/怒られたことが納得いかない/さまざまな「プラスα」のかたち 第五章 矯正施設から始まった画期的トレーニング「コグトレ」 「認知行動療法」の限界/「困っている子ども」の6つの特徴/認知機能強化トレーニング/認知作業トレーニング/トレーニングが予防する子どもの再犯 第六章 教育現場での取り組み 児童自立支援施設での取り組み/小学校でのコグトレの現場へ/できなくても否定しない/自己肯定感が低い子どもたち/特別支援学級の存在意義 第七章 トラウマ治療の現場に入る 「二次障害」を治療する/不安になってパニックに陥る少年/トラウマという洞窟への探検/虐待の世代間連鎖/トラウマ治療の現場に立ち会う/トロンボーンが導く解決法/失われた記憶が教えてくれること/幼少期における「愛着」の大切さ 第八章 「出世魚現象」を防げ 「出世魚現象」の恐ろしさ/再犯の危険性/アスペ・エルデの会/私たちに何ができるのか/子どもの頃から目を配る1 早期発見/子どもの頃から目を配る2 早期サポート/発達障害と父親の年齢の相関/国や行政がやるべきこと/放課後デイサービスの問題点 おわりに 参考文献

