11節は2つはずした。
レベルズの力が落ちている。南アストーマーズに勢いがあった。
そして、まさかライオンズがレッズに負けるとは。
最少得点レッズがジョージ・スミスらメンバーが一部代わって覚醒してしまった。

○チーフス	-	 ジャガーズ
 レベルズ	-	○クルセーダーズ
 ワラタス	-	○ブルース
○ハリケーンズ	-	 ライオンズ
 ストーマーズ	-	○ブルズ
 シャークス	-	○ハイランダーズ
		
レッズにはねたままでいてほしかった。
12節バイウイークの後、秩父宮でサンウルブズと当たるのだ。
今までのレッズであれば得点能力が低く、
ここのところディフェンスが機能してきたサンウルブズに勝機があるかと、
もっといえば今シーズン勝ちに一番近い試合かと、期待していたのだ。
ライオンズ相手に前半4トライの猛攻は、サンウルブズには厳しい。
ここで負けると全敗が見えてくる、、、。

先週向さんの本を読んで、私が失望したことに関していろいろご批判をいただいた。
エディを神格化しすぎると。
対戦相手を見ればさほど違いはないと。
事実としての数字をどう見るかは人それぞれ。
ティア1に2勝してランキングひとケタを実現したエディと、
接戦はあってもティア1に勝てないジェイミーをどう見るかだが、
私が危惧するのはそこを見てではない。
チームマネジメントが違う、違いすぎる、ということだ。

エディはチームの目指す方向を明確に定め、確実にそこに向かって行った。
2年前には選手を固定し、ディシプリンを高め、セットプレーの成功率を上げ、
五郎丸を始め選手を鍛え上げた。

ジェイミーは、得点力アップを目指し?キック中心の戦術を掲げたが選手がついていかず、
選手の事情もあるのだろうがメンバーがさっぱり固定できず、
サンウルブズのHCとしてあろうことかTOP5を掲げたが、1勝もできない。

一つ一つ着実に目標を実現していく、有言実行のエディと、
いつになっても方向性が見えないジェイミー、違うのだ。
方向性が見えなくても結果が出ればまだしもだが、日本選手はそんなレベルは高くないのだ。
目標を明確にして初めて前に進めるのだ。

その素晴らしかったエディ流でさえ、2015以降の続行は無理で、エディは辞任せざるを得ず、
エディから解放された選手の肉体は、一年足らずで筋力3割ダウン。
立川はスリムになり、五郎丸はのろまになった。

あと1年でチームを作り上げることができるのか?
はなはだ疑問だ。
エディ流を捨て、ジェイミー流で行く、と言ってもその方向性がよくわからない。
だったらエディ流をもう一度やるしかないのでは?と思う次第。

レッズ戦、今季最後の秩父宮出のサンウルブズ、勝つ確率は低くなってしまったが、
せめてこういうメンバーで臨んでもらえまいか。山田はラストチャンスのつもりで!
まだサンウルブズのメンバーでない選手にはバイウイークの間に契約して。

稲垣 堀江 畠山 真壁 サムワイクス 布巻 ツイ リーチ 茂野 小野 福岡 立川 松島 山田 藤田
リザーブに三上 庭井 具 徳永 姫野 齋藤(早稲田) 山沢 松田

ほぼ日本代表にするのだ。観客も増えるのでは。