日曜日、FACEBOOKでまさかの報に目がとまった。
早稲田が日体大に負けた。
日体大、かつては優勝経験もある古豪。
だが、ここ数年、いや十年以上、低迷している。
昨年くらいから再建策が立てられ復活に向けて動き出しているのは知っていたが、
まさか早稲田を倒すまでに強化されているとは思わなかった。
いや、逆だ。まさか早稲田が日体大に負けるとは思わなかった。
SH齋藤が日本代表Aに呼ばれている、というハンデはあるにしても、、。

当然翌日のスポーツ紙もそれを取り上げる。
早くJSPORTSオンデマンドで確認したかったが、
スーパーラグビーが優先。
ようやく観終わり、続いて観戦。ながら観戦。

序盤早々日体大がトライ。取られ方が悪い。早稲田。
正攻法で取られている。要はタックルが甘い。
何より追いかけているはずの選手が棒立ちなのが気になった。諦めてる。
コンバージョン、さらにPGも決まって0-10というスタート。

早稲田持ち直し、アタックすればいい形になる。
日体大、ここは強化されているのか、やすやすとはトライを許さない。
早稲田じわじわ攻めてトライを重ねる。コンバージョンが決まらない。
これも齋藤がいないからか?割と簡単なのも外す。10-10。

その後の展開の記憶がちょっと曖昧だが(何せ流しながらなので)
日体大は第一列が走ってトライを取って様な気がする。
コンバージョンとさらにPGを決めて10-20になったかな。
これも止めることができずあっさり。

その後早稲田1本返して15-20、日体大リードで前半終了。
コンバージョンが入らない。トライ数は3-2.

後半早稲田攻めて22-20.ようやくコンバージョン入る。
ようやく早稲田ペースかと思ったが、トライが取れない。
逆に60分過ぎだったか、日体大普通に攻めて22-27.

さて、時間が無くなる。
早稲田、前のめりになって攻める。敵陣深くまで追い込むが、
ボールを奪われ逆襲され、日体大一気にトライ。22-32.
そのまま試合終了。

要するに完敗。実力負け。
アタックはそこそこするが、ディフェンスはだめ。
相手に絡む選手が何人いたか。
棒立ちの選手、形だけの選手も何人もいた。

以前慶應関係者に、慶應の選手がタックルに行くのが数人、
というのは聞いたことがあった。
早稲田もそうなのね。

高校でそこそこラグビーができて、早稲田に入って、
得意な攻撃の練習はするけど、
辛いディフェンス、ブレイクダウンの練習は避けるんだろうね。

まだ本格的に鍛える前の春シーズンだから、、、
という言い訳はあるかもしれないが、
それは一年生だけの話。
上級生はもう夏を何度も経験しているはず。
それで一本目であのプレーでは、、、

早稲田は確か今年100周年ではなかったのか?
山下が首になり、混乱しているのか?

こんな早稲田なら、今年は絶対勝たねば。
我らが慶應は早稲田に勝てなすぎる。
1980年から早慶戦を見続けているが、
勝った記憶はほとんどない。
それくらい早稲田は強いイメージだったのだが、、、。

日本ラグビーに取っても残念なことだ。
日本ラグビーで今だ一番人気のある大学ラグビーの、
その中でも一番人気のある早稲田がこの体たらく。
帝京一強では底上げにならないのだ。
明治が復活しつつあり、慶應もそこそこ闘い、
東海大東大流通経済が力をつけている中、
頑張ってくれよ早稲田。