神戸製鋼 41-5 豊田自動織機(前半24-0)

こんな大差がつくほど両チームのプレーに差はないと思う。
ただ、なにをして「プレー」というか。
ひとつのキック、一つのラン、一つのパス、これがうまくいっているときは、差がない。
当たり前か。
特に豊田はフライハーフにオーストラリアのマークジェラードを擁し、
随所に凄いプレーを見せてくれていた。
しかしラグビーは15人でするもの。
繋がらなければ意味がない。
ハンドリングエラーが多いのだ。豊田は。
折角いいパスが出てもノックオン。
あるいはここでつながればトライ、というところでフォワードパスの判定、、。
しかもペナルティが多い。
攻め込んではノットリリース。
これでは点が取れない。逆に相手にチャンスを与える。

ラグビーは凄いプレーが決まることなどそうはなく、
堅実にミスなくペナルティなくプレーして前進して陣地を取り、
最後相手のゴールラインを割れば勝てるスポーツなのだ。
エディさんが日本代表に仕込んだ通り。

神鋼も試合によってはミスが目立つが、この試合はそれが少なかった、ということ。
そう感じさせる試合だった。

しかし神鋼もなかなか選手層が厚い。昔の名前で出ているところもあるけれど。
そういえばフーリーは?

Honda 12-42 コカ・コーラ(前半0-28)

ともに接戦まで持ち込んでは負ける繰り返しで全敗同士の対決。
この試合も接戦になるかと思ったが、そうはならなかった。
豊田がミスで自滅したとしたら、この試合はホンダに運がなかったか。
別にミスをした、というわけではないのに、最初の5分であっという間に2トライをコカコーラに献上した。
コカコーラはさらに25,27分にも連続トライ。これで勝負が決まってしまった。
こんな力の差はないのになぜ?

14試合の長丁場、いつも同じ選手が出るわけではないので、同じチームデモ日によって力量に差が出るのは当然だが、
27分で28-0になる対戦ではなかろうに、、、
ラグビーの不思議。

やっと5節を観終わったと思ったら明日は6節。
パナは山田もバーンズも出ない。
大丈夫かな。