少し更新が空いてしまいました。

 

今日は夏至ですが、

群馬県は午前中から雨になっています。

 

やっと梅雨入りしたのでしょうか?

 

家の栗が今年は一つも、

実をつけていません。

こんなことは今まで一度もなかったので、

秋が心配です。

 

 

 

「『ダビデ』のオーラは、

とても興味深かったね。

ミケランジェロは、

彫像でそれぞれ違った魂を持った

作品を造ったということだね。」

と、夫が言いました。

 

 

「そうだと思います。

当時のミケランジェロにしても、

ダ・ヴィンチにしても

途中で作るのをやめてしまった作品があります。

色々な理由はあったのだと思いますが、

一つには、魂が込められなかったのだ

と思います。」

と、私が話しました。

 

 

「絵画とか彫刻って、

無意識になって、

作品が出来上がっていく

瞬間があるんだよ。

スポーツでも極限の集中状態を、

『ゾーンに入る』って言うだろう。

同じ状態だと思うよ。」

と、夫が言いました。

 

 

「そうなんですね。

そこで、

ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のオーラを、

観てみたんです。」

と、私が言いました。

 

 

「それでどうだったんだい?」

と、夫が訊きました。

 

 

 

 

「『モナリザ』のオーラと、

全く同じだったんです。」

と、私が答えました。

 

 

「同じだったのかい?」

と、夫が驚いて言いました。

 

 

「同じなんです。

つまり、『モナリザ』も『最後の晩餐』も

彼自身のオーラも同じなんですよ。」

と、私が答えました。

 

 

「じゃあ彼の作品は、彼の魂そのままなんだね。

彼は死んでしまったけれど、

彼の魂は作品として未だに生きているんだね。

そんなことが出来る芸術家は、

何人いただろうね。」

と。夫が話しました。

 

 

「そんな作品を作りあげるのは、

至難の業ですね。

ですから、何百年たっても

人を魅了し続けるのだと思います。」

と、私が言いました。