香港で詠春拳を学んだ2024年3月。
日本で中国人の徐先生からカンフーを習っていますが、香港・尖沙咀でも体験をしてきました。
の、日記。誰かの参考になればと思い綴れる限りの範囲で綴ります、しかし一年以上経ってしまったので断片的な記事になることをご了承。自分の記憶を残す為にも絞り出すぞー。

私の前置き、2002年よりダンスを学びベリーダンス講師歴は2008年より。海外へも修行へ行く。この頃から何事も本場へ学びに行くスタンスが根付く。カンフー2021年10月、剛柔空手2022年初めにスタート。

初、香港2024年。その翌年にも渡航。

朝昼晩とスケジュール組みたいので、事前に日本からもリサーチをしていく。
香港・無術教室で検索結果は詠春拳が目立つ。
ホテルの関係上、尖沙咀近辺でアポを取れそうなところを探し目星をつける。

イップマンの初代弟子(というのはご本人に会ってから知る)、Sam Law氏へ訪問。
劉功成詠春拳
偉大な人の道場だったことをのちに知るという逆の手順での体験。

日曜11時からクラスが有ることを情報確認していたのでメールを事前に送るが返信はない。
香港について初日の夜に場所の確認にいく。

ミラドールマンションの3階奥にひっそりとあるのだった。たどり着くまでに隣の重慶チョンキンマンションのかなりディープなゾーン(新大久保のイスラム横丁の様な?)へ踏み込んでしまったが、無事場所を確認できワンショット。








漢字だから何となーくは伝わるのだが、宿もやっているのかな?と思った。しかし返信がない、、、明日の11時までに来なかったら、、、直接訪問するしかない。

日本から来て本場のカンフーを受けない訳には行かない信念が勝ってしまい、不躾だが翌朝相方を連れドアの前までいく。

丁度、外国の方(私も外国人だが。その時は白人でした。)がドアを開けて入っていくので、後について入ってしまった。すーっと。カオなしか。

受付にいらした男性に英語で話すととても流暢な英語で「師匠(シーフ)はまだ来ていません。当日の受付が可能か聞いてからになりますが、少々おまちください。」と感じの良い対応で待たせて頂けることになった。道場生の学生さんも多くいて安心です。

とりあえず香港の功夫道場に足を踏み入れられたよ。第一歩に感じました。

壁には訪れた外国人の写真がびっしり、映画でしか見たことなかった木人椿、世界詠春拳道協曾と大きく書かれた幕。詠春拳一本でこの尖沙咀という都心部に道場を構えているのがまず凄い。

しかし、老師(シーフ・先生の意味)がダメだと言ったらどうしようとも思いました。11時からの稽古には中学生?位の女の子や男の子、大人男女も6:4位の割合でいらしたかな。詠春拳は女性創始なんだよね。

受付で丁寧に対応してくださった男性が静かに形の練習を始めた。静かなる気と集中力が伝わってくる。誰も他に居ない、話しかけないという気迫。日本でいう気合いというのは闘気がビシビシ伝わり炎が燃え盛るようなイメージ(うおー!!気合だぁー!!の)だが、こちらの気合いは勁力や気の流れを利用するという様なイメージ。あくまで冷静。だけど内なる炎が燃えている感じで解釈が異なる。

日本でも詠春拳の塘路を学んだが、実際の専門家がやっている姿は素晴らしく、「ああ、こうやるんだ」と思った。

若い頃のドニー・イェンの塘路もネットでは見たことがある。私がただ何となく腕から指先まで動かしているだけの動作とは異なり、一つ一つに気が込められているんだ。これは手首の可動域や柔軟性と筋力と手先の多様性、丹田への意識、内ハの字の足の構え(空手でいうサンチンの足の構え)、などなどのトレーニングをしているのだと。ダンスと武道・武術の差は気の込め方が全然違う。生きるか死ぬかでまず違う。空手の稽古を集中して70分やったら、1回のショーで30分を一人で踊った位、又はそれ以上の疲れと爽快感が生まれるのだ。因みにカンフーの魅力は自然界の動物を模した動きが入ったり(お気に入りは、酔拳、蟷螂拳、蛇拳)して踊りの様で楽しい。

話が逸れたが、稽古が始まり、アシスタントの指示のもと列になって運足から始まり暫くして代表のSamLaw師匠が登場された。(老師30分遅れw)

相方が経緯を英語で話し、
「本当はこういう形では受けないけど、君の熱意は伝わった。今から1時間指導しよう。」と言って頂き、安堵した。皆にも言ってるかもですがw
料金はHPに書いてありますので参考に。(当時200ドル)
会話は英語ですニコニコ
まず、詠春拳の構えから塘路が始まり、途中木人椿を打ち、また塘路に戻る。という流れだったと思う。
初めての木人、「映画で見たやつだぁ!イップマンやジャッキーの木人拳でも。」という映画の印象が勝つわけです。
やはりそれがキッカケで始める方も多いでしょう。サンドバックの木製バージョンという説。どちらが先なのかw
実際触れてみると、当然硬いし動かない。サンドバックどころではない!微動だにせずどんな相手なんだ!!





グーとパーで攻防の練習をする。慣れるまでその単純作業でさえ難しい。拳面を意識しすぎて手首が変な向きになる(笑)
何通りかを練習する、木を打つたびにカコンという音が微かに聞こえる。

後ろではペアで組手をやっていて、女の子も男性を相手に詠春拳の独特な手の使い方を練習していた。
シーフはつきっきりという訳ではなく、ところどころ練習生の方にも行ったりしている。
ある程度打っていたら次は塘路の続き。形は共通なのか、基本のスタートは私が日本で習った手順が一緒で嬉しかった。出来ていないところは繰り返しやらされ、すぐは出来ないなと思ったら先に進めてくれる。新しく流れも経験した。

これ、マスターできたら先ほど見たアシスタントの方の様にオーラを纏う事が出来るのかな!!
今でも毎日塘路は練習しています。



という事で内容は感覚的なものを身に付けるので実際に体験してきてください。

アポの取り方はメールか電話。不躾にも突撃訪問してしまったけど、快く引き受けてくれました。
こうゆう外国人はたまに居るのかも知れないw
忘れられない老師の言葉。「詠春拳が一番だよ!」



その愛ですよね。かといって他の拳法をディスる事もなし。シンプルにいいな、その感じ。
私も言ってる。「ベリーダンスが一番だよ!」と。*特にゴシックベリーねニヤリ

一時間のところ、道場生が次第に稽古を終え帰ってしまい、道場内には老師と私たちの3人だけに。
たまに下宿の外国人が出入りして、ガランとなってしまった。写真やら話しやらして二時間近くお邪魔してしまいました。そして私も写真撮られたよ!!!壁に居るかな。

一緒に道場出て老師とお別れ、先ゆく老師の姿を目で追っていたら信号無視して歩道に乗り上げてきた危険運転の自転車を注意してたw
流石だわ老師!自転車の相手も何か言い返してた風だけど、その感じも香港スタイルよw

だって老師、ごめんなさい、登場された際にあまりに自然体な感じで。でも、そうゆう方が強く、逆にいかにも!みたいじゃなくて。
ただ、これも後から知ったけど、こちらの道場YouTubeを見れば分かる通り、このSamRaw先生、世界中からツアー組んで訪問者が居るようで彼が神坐にお座りになってる中華テーブル囲んだ外国人参加者の図やの色んな場所で講演会などされている様子が投稿されている。
武館としては理想的な形ですよね。いや、ダンススタジオで考えてもよ。

日本の武道業界ではどうなのだろうと考えたら、相撲レストランとか沖縄空手ツアーなど聞いた事はあるかな。

しかし、ここまで詠春拳の人気により拍車をかけたのは映画イップマンの影響、あとブルース・リーの習った拳法という影響力であろうか。私はそこから辿り着いている(笑)なので、ファンタジーな要素が強い。そこは各々異なると思います。
でも、元々発祥で認知度は高かったのでしょう。投稿順序が逆になりましたが、台北でのCJ詠春拳道場の記事も是非♥

何より、この世界を経験させて頂ける事になった大元、徐言偉先生(日本での師匠)に感謝ニコニコ




あと、中華街のカンフーキッチンの錢師父も本格的でお勧めですよ!道場兼薬膳料理も有り、気の良い空間です。



Sam Law老師のHPには若い頃、「闘いの為に体と気力を強化するための滋養のある料理を作ってくれるように頼んだ(戦いに備えるためだけに)。」と書いてあり、そういう文化も良いなと現在、薬膳料理に興味のある私に響きました。アスリートやビルダーみたい?!

ホテルから近く朝食は毎回ここにしていた。
相席・トイレなし。回転早し。郷に従いましょう!
お腹を満たしたら、ブルース・リー銅像やアクション映画ロケ地巡りは勿論、無料でびっくり香港文化博物館など、また街を歩くだけでも何とも言えない情緒を感じる香港の街並み散歩を楽しんでください。






燃えよドラゴンのロケ地の一つ。青山禅院(屯門)

疲れたら座るところを見つけて、目に入る建物の風景を焼き付け近年爆発ヒットしたトワイライトウォーリアーズ九龍城塞のED(風的形状)を聞いて黄昏てみましょう。https://youtu.be/DiJ41v52S4E?si=fAg5AWwjqqnctxlC



贅沢などしなくても最も気分的な思い出に残ると思います。
*因みにご縁あってジョッキークラブへ超高級ディナー連れて行って頂きましたがねグラサン

有り難うございました💖

スラムぽいから富裕層までを見ると自分の本当の意味の価値あるものが見つかるはず。周りと比較とか不要、過剰でない満たされるささやかなものとバランスの良い闇と光の両極が面白い人生を作る。
ベリーダンスでは、イスタンブール、ニューヨーク、ミュンヘン、カイロと研修しに行きましたが、武術となると国がまた違うので、本場に向かい何かを得ようとすれば別のフィールドに入っていくことになると同時に間口が広がる事になります。
どこまで得たいかは個人それぞれ。
もっと究極まで極めたければ私の仲間でも毎年エジプトやトルコに渡航されている人もいます。
中東は遠いけどね✈️(笑)


そして私の武術の旅は流れの向いた自然な方向へ続くやら,,,,,Be Like Water by BruceLee

此方の少林寺出身の先生の記事はまた後日指差し
写真がもう上限で載せられないので(笑)