王道というものを目の当たりにしたとき、
マイノリティーは、あまりにも肩身が狭かった。
ある、レズビアンの子の言葉。
お兄さんの結婚式を素敵と想うその心で
羨ましく、気持ちが沈むと云う。
『チョコレートドーナツ』
http://bitters.co.jp/choco/
を鑑賞しながら……
ふと、その女の子の言葉が胸を突く。
†
映画の舞台は、1970年代後半──
私は、思春期へと
差しかかろうとしていたけれど(苦笑)
ゲイ、同性愛というものが、
激しい偏見や差別、好奇の目に晒されているなんて
知りもしなかった。
劇場では、あちらこちらで、
鼻をすする音が、聞こえてきたけれど……
とにかく、私は悔しかった。
人形を抱きしめながら、
部屋の片隅にいるダウン症の少年、マルコ。
母親が、薬物所持で捕まると
血の繋がらない、ふたりの‘お父さん’と暮らし始める。
与えられた自分のお部屋で、嬉し泣きをして。
大好物のチョコレートドーナツを頬張っては、
屈託のない笑顔を広げる。
虚しさや傷を抱えていた者たちが
愛し合い……
彼らは、温かな家庭を築き上げていた。
それが突然、奪われた。
そう、偏見によって。
†
私は王道というものが、よくわからなく。
気づいたら、寄り道ばかりで、
裏道にこそ、わだちを残してきたような気がする。
そう、私が自ら望んで。
あなたよりも、
20年近く無駄飯を食べてきた私は……
「正解」は、たったひとつでないことを知る。
そして、
あなたが言うような「間違い」も、多々(苦笑)
それでもそれでも
ここまで、生きて来られたのは……
たぶん、こんなこと、ね?
キスはちいさな幸運のおまじない。
でもね、その小さな幸運が物を言うの
(『チョコレートドーナツ』より)
追伸:私ったら、姐さんぶって、
このところ、おせっかい続き。
この季節、より暑苦しいものね。。
気をつけないと!(苦笑)
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