症状が悪化してから、色んなことができなくなった。
とにかく、体を休めよう、ムリをしないようにしようと、ひたすら引きこもる毎日。
最低限の生活すら難しかったし、生活するのに必要なことだけなんとかやろう、そんな生活になっていった。
余分なことなんてやる余裕がなかった。
だけど、休んでも休んでも症状は悪化していく。
出来ないことが増えていく。
心もどんどんすさんでいった。
SNSで楽しそうに過ごす人たちをみること、
仲間同士で集まって楽しそうな笑顔、
イベントに参加したり、旅行に行ったり、いろんなとこに自由に行く姿、
スキルアップしていく姿、
どれもこれも私には華やかに見えて、
置いてけぼりの私の心は拗ねていった。
どーせ私は何もできないし、
楽しいことやる余裕なんてないし、
出かけるなんて無理だし、しんどいし、
気力もやる気もない、
この毎日をなんとか生きてるだけだし。
ただ、生きてるだけの毎日なんて、死んでるようなものだった。
とにかく、病気を治す、治したい、でないと何もできないままだ!
とりあえず病気を治すことが先決!
そう思ってた。
そんな時、意識を変えるきっかけをもらった。
病気を治すのではなく、生き方を変えること。
そこからどんどん違う流れになった。
ずっと病気に意識が向いていたけど、
私が楽しいと思うことに意識を向けるようにした。
やりたいこと、会いたい人、食べたいもの、気持ちのいいもの、楽しいこと、おもしろいこと、
少しづつ意識の方向転換をしていった。
すると、本当に、人生が変化していった。
病気に侵されていた、支配されていた人生から、自分の人生を奪還するみたいな感じ。
病気を否定する必要はない。
でも、わざわざ、そこばかり見る必要もない。
病気だからできない、体が不自由だからできないとあきらめていたことは、実はやろうと思えばできることもある。
もちろん、できないことはできないけど、できないと思っていることの中には、工夫したり方法を変えればできることもある。
今までできないと思ってきたことができるようになって、グレーな景色に少しづつキレイな色が現れる。
つまんない人生が息を吹き返してきたようだと思った。
人生再起動。
状況は変わらなくても、意識を変えれば、心は変わる。
心が変わると、行動が変わる。
行動が変われば、やっぱり状況は変わっていく。
結局、病気が生き方の間違いを知らせるメッセージなら、病気をなんとかするより、生き方をなんとかしないとはじまらない。
間違いって言っちゃうけど、そっちじゃないよ〜っていうことだと思う。
人によって、生き方なのか、食べ物なのか、生活習慣なのか、または別のものなのか、違いはあるけど、
私の場合は色々見直してきて、最後は生き方なんだなあと思うのです。
もちろん、病気は治りたいし、このままでいいとは思わない。
けど、病気であることを認めつつ、ひとまずそれは脇に置いて、自分の望む生き方に意識を向ける。
自分ひとりではできないことでも、
誰かの力を借りればできることもある。
今回京都に行けたのも、人に頼って頼ってできたこと。
こうしてできたことは、単に楽しかったり達成感を感じるだけじゃなくて、本当にありがたいなーと感謝の気持ちでいっぱいになる。
意識を変えればいいなんて、知識だけなら何年も前から知っていたけど、それがわかって、実践できるのが、今のこのタイミングなんだと思う。
今までの、ムダのように思えるできごとを体験してきたからこその今。
ムダもなければ、大切なものが何か、必要なものが何かもわからないから。
だから結局、ムダなものなんてなにもないということ。
今はこのむくむくと蘇ってきた人生を、慈しんでいきたい。
今、思うことをダーっと書いてみた。
なので絵文字なし、彩りなし、こんな文字ばかりの文章を読んでくださってありがとう。 (笑)
やっぱり感謝なのです
あ、絵文字つかっちゃった(笑)