姉は花嫁修業として、洋裁を習った
私は花嫁修業として、料理を習った
結婚してから数年後、姉の作る料理は美味しくて絶品と言われる
ようになった
子供ができてから私は、子供達の服のほとんどを手作りした
あれれっっっ・・・
姉とこは田舎で、近所の人達がよく集まってくるし、事業をしている
関係もあり来客が多い
祭りごとや葬祭の時も自宅でもてなしたりするため、姉は料理の腕を
メキメキと上げ、姉の作ったきんぴらごぼうを、鍋いっぱい食べてしまっ
た人がいるという笑い話がでるほどになった
私んとこはサラリーマンだったから、経済的なこともあり、息子のズボ
ンから、娘のスカート、ワンピ、コート、セーターまで、手作りして着せた
雑誌や子供服売り場で可愛い服を見つけては、安い布を買ってきて
見よう見まねで作った
友達や幼稚園の先生達から、いつも可愛い服着せてるねっと褒めら
れるまでに上達した
・・・・・・・・・・習うより慣れろ・・・・やな
母がよくそう言って、笑ってた
無理に習ったことよりも、必要に応じて覚えていくことのほうが
身につくんやな、と・・・
洋裁を習った姉は、手作りなんてしないし、料理を習った私は、未だに
レパートリーが少ないし
ピアノを習わせた娘は、今はもうポロンとも弾かないし、息子はというと
習わせてもいないゲームに夢中になってる
いろんな経験って、ない よりは、 ある ほうがいいのかもしれない
けど、自分に合ったモンを見つけるのって難しいね
好き嫌いはもちろんだけど、経済的なこともあるし、生活状態にもよるし
人生いろいろだけど・・・私はやっぱり
父や母に教わってきたことが、最高の花嫁修業やったんかなって、今
この歳になって、つくづく思うよ