《 卒業する娘へ 。 悩んだ末に... 》
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今年の6月。
台湾の大学に通う娘は卒業式を迎えます。
この状況で、もう1年も会えていません。
6月の卒業式には、台湾に行くことを決めています。それでも、今の状況からどうなるか...わかりません。
そんな娘に、卒業式のプレゼントを考えました。
何がいいかなぁ...と考える時間は、楽しい。
娘の萌は、台湾の大学を卒業してからも、日本には戻らず、台湾で働くことを決めました。
少しは淋しいけれど、娘が決めた道。
私は、笑顔で応援するのみです。
......
この間、少し凹んだことがあって、萌に電話したとき。
彼女は、私にこう言ってくれました。
『ママ。ママは、萌のママよ。
運がいい萌のママよ。
だから、大丈夫よ!! 』
......
『 ママ。
ママは、いつも、私をそう育ててくれた。
萌が凹んでいるとき、ママはいつも、最後に
「萌は、運がいいママの娘だから大丈夫!」
そう言ってくれた。
私は、いつも、その言葉を聞いて
「そっか!」と思ってきたの。
だから、今度は、ママに言うよ。
「ママは、運がいいと思い育った娘のママよ。」だから、大丈夫!』
...
その言葉に涙した。
そんな萌に送った卒業のプレゼントは、
「名刺入れ」。
名刺入れの木目から選び、名刺入れに刻む名前のフォントも大きさも独自で入れてくれる素敵な工房で、創ってもらいました。
カードには、私の思いを...。
『 愛しの萌へ
卒業記念に送ります。
この名刺入れに入る人達は
あなたが、これからの人生において
大切にする人達になることでしょう。
卒業。おめでとう! 』
お金より何より「人」を大切に生きて欲しい。
この名刺入れに入る「人」の縁を、大事に生きてほしい。
6月。
卒業するあなたの姿を見に、台湾へ行きたい。
その願いを込めて、少し早いけど、
この名刺入れを送ります。
早撮りの卒業アルバムから